「母親はこうあるべき」他人の目を気にする私が、セレブの真似をしてインスタに投稿してみた

    「母親」であることで受ける批判が怖く目を背けていた私ですが、今回は勇気を振り絞ってみました。

    みなさんこんにちは、BuzzFeedスタッフのクリスタです。私は現在子育て中のママなのですが、特にソーシャルメディアで自分がほかの人からどう見られるかを気にしてしまいます。

    そんな私のロールモデルは、モデルのクリッシー・テイゲン。

    本当の自分とは違う、実現不可能な理想の母親や完璧な妻をソーシャルメディアで演じたりはしません。

    残念なことに、母親になった女性は実にいろいろな決めつけや批判をされます。それも「そんなことで?」と思うようなどうでもいい理由で。

    フォロワー数がクリッシーの1万分の1にも満たない私でも、ネット上の批判に対する彼女の気持ちはわかります。

    そこで、ひとつチャレンジをしてみることにしました。クリッシーのインスタ写真を自分で再現して、他人の目を気にしてしまう不安を吹き飛ばしたいと思ったのです。

    再現する写真は、自分自身の殻を破れるようなものを選んでみました。普段自分でアップする写真とはだいぶ違うシーンばかり…。

    それでは実験スタートです。まず手始めに、こちらのアボカド柄水着の写真から。今まで投稿してきた写真とは様子が違うものの、そこまで怖いというわけでありませんでした。

    ちなみにこの写真を撮れたのは、塀に囲まれた裏庭だったから。「通りがかりの人が見るんじゃないか...」「2月なのに外で水着着て何してるのこの人...」などの不安なことは、考えなくてすみました。

    さて、ここからは恐怖の写真シリーズです。幸い友人たちは協力的で、「クリッシー・テイゲンの水着写真を再現したいから手伝って」と頼んでも、快く手伝ってくれました!

    水着の写真を2枚投稿してから、私は考えました。この写真をどんな人が見て、どう思うのか。ママたちは「自慢げに身体をさらしてる」「男性の目を引こうとしてる」とか思うのだろうか?社会にそう思わされてしまっているのは嫌だけれど、現実にそうなのです。

    フォロワーが減ったあと、こんなことを気にするのはやめようと考えました。誰かが私のフォローを外したからってそこまで気にする必要があるのか。

    クリッシーはよく夫のジョン・レジェンドと一緒の写真をアップしています。だから私も夫のフィルに協力してもらうことにしました。

    では、どんな反応がきたのか?特筆するようなことは何もありませんでした。

    次のチャレンジはこの写真に。なぜならクリッシー・テイゲンのユーモアのセンスが大好きなのと、過去にお尻の写真をあげたことがないから。

    食べもの写真を投稿しないなんてクリッシーに対する冒涜でしょう?そこで見つけたのがこちら。

    最後に選んだのは一番厳しかった写真。タオルだけ巻いてハイヒールなんて、普通なら絶対にやらない格好です。

    火曜の夜に上の写真を投稿して、フォロワー数をスクリーンショットで残してから、半日放置しておきました。翌日の午後、見にいってみると...フォロワーが4人、増えてます。全員男性🥴それでもフォロワー数は7人減でした。つまり、あの写真のあと、4人増えて11人減ったってこと。

    以上で実験は終了。思ったことをまとめてみます。

    一方で、子持ちではない女性の同僚たちがセレブのインスタグラムを再現したときは、全体的にポジティブな反応が返ってきています。

    そんなわけでめちゃくちゃ楽しかったとは言えないけど、やってよかった(あと、終わってよかった笑)とすごく思います。なぜなら、自分のことをいろいろ学んだから。

    ありのままの自分とその体を受け入れ、自信を持つことの大切さ。クリッシー、教えてくれてありがとう。

    そう、見とれるようなお尻でもそうじゃなくても、誇りに思うべき!

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:石垣賀子 / 編集:BuzzFeed Japan