ファッション誌Nylon、ビリー・アイリッシュを描いたイラストを無許可で表紙に使用

    ファッション誌Nylon(ナイロン)ドイツ版の表紙に、ビリー・アイリッシュのイラストが飾られていた。しかしこのイラストの使用の許可を出していないと本人が明かしている。ビリーのファンからも、雑誌には批判の声があがっている。

    今、世界が最も注目するアーティスト、ビリー・アイリッシュ。3月にデビューアルバムをリリースし、Billboard Hot 100で1位を獲得した最初の21世紀生まれのアーティストとなった。

    注目度に比例して、Rolling Stoneビルボード、 to オーストラリアVogueなど、雑誌の表紙を飾る機会も増えている。

    ビリーを起用した雑誌の1つNylonドイツは、坊主頭、シャツなし、どことなくロボット的なビリーのイラストを掲載した。しかし、この表紙起用は、ビリーの許可をとったものではなかったという。

    Nylonドイツが、Instagramの公式アカウントに表紙をポストしたところ、ビリー本人から、本イラストは自身にもチームにも許可がとれていないものだと批判コメントが届いた。

    ビリーは、インタビューで、オーバーサイズの服を着る理由について「ミステリアスでいたい」と語ったこともある。

    ビリーのコメントに対して、Nylonドイツも返信コメントをポスト。いわく、侮辱するつもりはなく、ただ、天才的なデジタルアーティストを特集したかっただけという。

    しかし、Nylonのコメントは無許可の理由にはなっていない。多くの人からさらなる批判コメントが寄せられた。

    現在、Nylonドイツは、すでに表紙の画像をInstagramから削除している。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan