言葉の通じない国で、ある漫画家に起きた奇跡。

    トルコを旅しているときに起きたハプニング。「日本にいる時とは違って、常に軽く緊張状態です。緊張と緩和で今回のような、お助けは本当に沁みます」

    言葉の壁で今世紀最大のピーンチ!困った!

    漫画の取材のために訪れたトルコでの経験を投稿した漫画が話題になっています。

    「海外のバス乗車でモタついてたら強面紳士に電撃をくらう」……いったい、どういうこと?

    それがこちら。ICカード専用と知らずに乗車したのですが、現金は使えず……。異国でのトラブル、どうなってしまうのでしょうか。

    BuzzFeed Newsはこの漫画を描かれた五箇野人さんを取材しました。

    「最初はコイツ降ろせとか相手すんなとか言ってるとは思ってましたし、最悪、警察呼ばれたりとかいう話になってるかもと思いました」

    しかし、結果としてそれは救いの手でしたーー。海外をひとりで旅行していると、こうして善意のみで助けてくださる方が各地にいる、と話します。

    「日本にいる時とは違って、常に軽く緊張状態です。緊張と緩和で今回のような、お助けは本当に沁みます」

    五箇野人さんはその土地の人々の親切さに「毎回」感動しているといいます。

    各国を旅して漫画を連載されているという五箇野人さん。旅先で詐欺やぼったくりに遭わない秘訣を聞くと……?

    「出発前に行く予定の国でどんな手口の詐欺が横行しているのかを調べるくらいは、最低限しています。今は多くの方がSNSやブログで被害を発信されてるので。幸い詐欺にはあったことはありません」

    「実際、トルコのイスタンブールでは仲良くなったふりをしてグルになっている飲食店に連れて行き、ぼったくる手法が多く、自分も3〜4人に引っ掛けようとされました。しかし、事前情報を見ていたのでその手口に遭ったと思ったら断って離れました」

    旅に慣れている五箇野人さんでも、トラブルに巻き込まれることはあるんですね。

    善意で助けてくれる人もたくさんいる。でも、海外旅行には行く際には十分、気をつけてください。

    渡航時に見ると安心な外務省の「安全情報」ページはこちらから。