SLVR.TETSUYA(シルバーテツヤ)ってそもそも何者……?

年齢を重ねたからこその、渋くカッコいい着こなしはどれも素敵です。

フォロワーは、12万5千人!!!
SLVR.TETSUYA(シルバーテツヤ)、個展開催。

個展開催の狙いは「『敬老』の考え方が、ちょっと変わるといいな」と語るクドウさん。

個展では展示の他にグッズ販売も行われます。そのこだわりは?

一生分の思い出になりそうな展示会。開催すると伝えた時のテツヤさんの反応は「ピンと来てませんでした」

インスタフォロワーはなんと12万5千人!世界でも注目を集める、ファッショナブルおじいちゃんがやってくる!
島田 花 BuzzFeed News Intern, Japan
久松 怜央奈 BuzzFeed Japan News Reporter
服はすべてテツヤさんの私服。そして「実家の周りの畑や海や、おじいちゃんが校長を勤めていた中学校などゆかりあるところで撮った」とのことです。
こうして、一夜にしてインスタグラマーになってしまったテツヤさん。現在のフォロワーはなんと12万5千人!!その勢いはとどまるところを知りません。
以前の取材で、「おじいちゃんはSNSなど見れないので、そのうち写真集か、展示会でもして見せてあげたいなと思います」と語っていたクドウさん。
念願だった展示会(個展)が実現するのに際し、BuzzFeed Newsはその意気込みを取材しました。
個展は、敬老の日にテツヤさんに感謝の気持ちを伝えるための企画だと話します。
「僕自身もそうだったんですが、うやうやしく気を遣ったり、介護や福祉のような目線を向けたりするのではなく、おじいちゃん、おばあちゃんといっしょの目線で、なにかを同じことを楽しむ。それがお互いにとっても社会にとってもハッピーな、高齢者との関わり方なんじゃないかなと。そんなことを考えるきっかけになればと思います」
「もともと、この取り組みは、僕が着てた服をおじいちゃんに着てもらうということでしたが、僕の服を着たおじいちゃんを更に 僕が着る 、って時空がいろいろ歪んでて面白いなと思い、Tシャツを作ろうと思いました」
「なので、基本僕が着たい服を自分でデザインしましたので、一般の人ウケするかはわかりません」
オススメの商品は「シルバーテツヤ」にちなんで、銀糸を使った刺繍を施したのものだといいます。
また、写真集や流行のスクエア型iPhoneケースも作ったそうです。
「おじいちゃんへのプレゼント用に写真集を作ったのですが、エンディングノートならぬエンドレスノートと題して、これも永年長持ちするように、建築資材の銀の鉄板を表紙にして作ってみました。2kgぐらいあります」
工藤さんは本来、8月のテツヤさんの誕生日に合わせて個展を開こうと考えていました。
しかし時間が足りず、誕生日に「写真展をプレゼントする」と電話で伝えたと語ります。
その時のテツヤさんの反応は、こうでした。
「展示会については喜んでくれてましたが、『表参道』っていうすごいいいところでやるよ、と言ってもピンとは来てませんでした」