新型コロナのリスクを下げるために、可燃ごみやペットボトルはしっかり分別して。清掃員の男性が訴えかける理由。

    ごみを出す前にペットボトルのラベルやキャップを外す習慣が、感染リスクを下げることにも繋がります。

    飲み終わったペットボトルの容器やビン、カン。いまの時期だからこそ、その捨て方に目を向けてみませんか……?

    新型コロナウイルスの感染が全国的に広がっています。

    主な感染の経路は飛沫感染や接触感染です。

    ごみの清掃員として働く男性が、ごみの処理作業を通じた感染拡大を防ぐため、Twitterに「協力していただけると助かります」と日々の体験を綴った漫画を投稿し、大きな反響を呼んでいます。

    BuzzFeed Newsは、東京都内で清掃員として7年間勤務している芸人のマシンガンズ滝沢さんを取材しました。

    ごみの清掃員になってから知ったことながら、ペットボトル工場勤務というものがある。働くときには手袋をつける。

    特に夏はたくさんのラベルを剥がす。そして腱鞘炎と闘う。1本のボトルは3つの素材で成っているからだ。

    色付きのペットボトルは色が混ざってしまうことから燃えるゴミに捨てる。ではキャップは……?

    ペットボトルにビンが混ざっていると大変!ベテランが飛び込んでいって……

    分別問題もまだ、改善の余地があるわけで……ここでペットボトルに混入して入っているゴミランキングを発表。

    第3位は調味料の容器!そして第2位は生活雑貨の容器!

    注目の第1位はお惣菜やお弁当、卵などのパック!

    新型コロナウイルスの感染者が増え始めてまず考えたのは、可燃ごみからの感染の可能性だと話します。

    感染が拡大する前といまを比較して労働環境に変化があったか尋ねてみると……?

    環境省が作成した資料を元に、「清掃員としてこうしていただけると助かる」というごみの出し方をツイートしています。

    ・一番大切なことは、結び目をしっかり結ぶこと(結び目がゆるいと回収時にほどけることがある) ・ごみ袋がいっぱいになる前に出す(ごみが袋にギューギューな場合、回転板に挟まれるとすぐに破ける) ー続くー

    マシンガンズ滝沢さんのTwitterより / Via Twitter: @takizawa0914

    もしもの時の場合のために覚えておきたいポイントです。

    自宅療養されている方や濃厚接触の方が飲んだペットボトルは緊急措置でこの場合のみ可燃ごみで(個人情報を心配される方はごみの中央に隠すなど 見えないようにする) ・強度に不安があるごみ袋は密閉性を保つために出来れば二重に(手に取るだけで破けるものがある) ・ごみ出しをした後は必ず手を洗う

    マシンガンズ滝沢さんのTwitterより / Via Twitter: @takizawa0914

    〈マシンガンズ・滝沢秀一〉

    太田プロ所属の笑いコンビ兼清掃員。中日ドラゴンズファン。

    自身の経験から、書籍「このゴミは収集できません」「ゴミ清掃員の日常」「ごみ育」を出版。