• metoojp badge

#MeToo は届いたのか。2017年から声をあげた人、そして変わったこと

ハリウッド発の#MeToo ムーブメント。日本でも連帯が広がった。この1年あまりの報道を振り返る。

性暴力の被害を経験した人たちが声をあげ、連帯する #MeToo キャンペーン。

2007年、タラナ・バーク氏が創設したこのキャンペーンは、10年後の2017年、大きな盛り上がりをみせた。

多くの著名人が加害者として告発され、失脚もした。告発した人に共感する声もあれば、批判もあった。

日本でも#MeToo が浸透した、ここ1年あまりの報道を振り返る。

シリコンバレーのセクハラ文化が明るみに

「私はレイプされた」。顔を出して実名で告発

プロデューサーの性的暴行でハリウッドが大混乱

日本でも「私も」「もう黙らない」

ハリウッドだけではない。スポーツ界のハラスメント

法や制度に救われない苦しみがある

男性の被害もあった

被害者の周りの「水温を上げて」

職場のハラスメントも告発された

「私も」と続々と声があがる

黒いドレス、白いバラで連帯を示す

#MeTooムーブメントは行き過ぎとの批判も

声をあげた人をひとりにしない

スポーツのパワハラが続々と

写真家とモデルの関係が問われた

「モデルは物じゃない」

「セクハラ罪はない」

背景には、圧倒的な上下関係がある

声をあげるのが難しい構造がある

ハラスメント体質が生まれていた

指導の方法が問われた

ネットテレビのあり方も問われた

過去の暴行も問われた

そして、責任の所在が問われる

ハラスメントをなくすにはどうすればよいのか。

ハラスメントのない社会をめざすプラットフォーム「#WeToo Japan」は11月3日、イベント「#MeTooから1年。変わったこと、変わらなかったこと、変えなくちゃいけないこと。」を開く。

【日時】 2018年11月3日(土)15時〜17時

【場所】 TKP東京駅丸の内会議室カンファレンスルーム3

【会費】 1000円

【登壇者(予定)】

 ・ジャーナリスト 伊藤詩織さん

 ・一般社団法人 ちゃぶ台返し女子アクション 代表理事 大澤祥子さん

 ・メディアで働く女性ネットワーク代表世話人 林美子さん

 ・Founder of McCANN MILLENNIALS APAC Create Director 松坂俊 さん

#MeTooが始まってからの1年間に何が起こり、何が変わったのか。これから変えていくことは何か、参加者とともに考えるイベントだ。

BuzzFeed Japanは #WeToo Japan のメディアパートナーとなっており、ハラスメントのない社会にするために、客観的な立場からこの動きを報じていく。イベントでは古田大輔・創刊編集長が、パネルディスカッションのモデレーターをつとめる。

詳細・申し込みはこちら

ハラスメントを「見える化」する調査などに活用するため、クラウドファンディングも始まっている。詳細はこちら