【写真】新型コロナ病棟で続く静かな闘い。感染爆発で治療の最前線は…

第5波に対応する医療現場では何が起きているのか。密着取材で見えた現場の様子を写真で伝える。

医療現場でいま何が起きているのか。

BuzzFeed Newsは7月26日〜28日の3日間、埼玉医科大学総合医療センターに密着。「第5波」真っ只中の最前線を取材した。ワクチン接種が進み高齢者の患者が減少する中、現場では40〜50代の中等症・重症患者が増えている。

Yuto Chiba / BuzzFeed

人工呼吸器を着けながら人工透析を受ける患者。看護師や技師がPPE（防護具）をつけ、レッドゾーン内で対応にあたる。

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救急搬送されてきた新型コロナ患者。感染対策として、シートに包まれた状態で搬送されてくる。

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患者は想像以上に血中の酸素飽和度が低く、すぐに看護師が車椅子と酸素ボンベを運んできた。

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新型コロナ治療薬として使用されている「レムデシビル」

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患者の治療方針を相談しながら、PPEを着て病室へ入っていく医師たち

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搬送されてきた患者に対応するため、奔走する医師や看護師たち。

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当初、中等症2とされていた男性は重症と判断され、その日のうちに人工呼吸器を着けることが決まった。

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人工呼吸器を着ける直前、医師が横になった男性患者にこれからの処置を説明している。

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鎮痛剤・鎮静剤を使用し、眠った状態で人工呼吸器の管が入れられていく。

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人工呼吸器を着ける「挿管」の作業を進めるために、多くの医師や看護師が動き回る。

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人工呼吸器を着けた患者の介助を行う看護師。

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口の中の掃除や姿勢の転換など、重症患者の介助は24時間体制で続く。

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2人の重症患者が眠る病室。窓には処方した薬の容量などが記載されたメモが所狭しと並ぶ。

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保健所から運ばれてきた患者に対応する医師と看護師。

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ホワイトボードには、患者たちがデルタ株に感染していることを知らせる「L452R」という黄色い記しが多く並ぶ。

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手前で看護師が人工透析の準備を進める中、奥では一人の男性患者が退院するため病室を後にする。男性は看護師に一礼し、ドアの向こうへと消えていった。