プチ整形は「もちろん怖くはあった。でも…」人気モデル、出産を機に変化した価値観を明かす

モデルのエミリー・ラタコウスキーが雑誌のインタビューに登場し、容姿に対する考え方を語りました。

人気モデルのエミリー・ラタコウスキーが、Glamour誌のインタビューに登場。自身の容姿に対する考え方を語りました。

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エミリーは自身のポッドキャスト番組で、27歳のころからボトックス注射を打っていることを明かしています。

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2023年、ネットメディアRefinery29のインタビューで、注射の施術について、次のように話しています。

「顔に注射を打つのは、私にとってはふつうのこと。もちろん怖くはあった。でも、周りのみんながステキな顔をしているんだもん。親友たちが注射を打っていたから、自分も試してみたかった」

一方、ボトックス注射以外の美容整形をすることについては、否定的な姿勢を示していました。

「私には、自分にしかない顔とスタイルがあって、それをなくしてしまうのはあまり好きじゃないんだ」

Glamour誌でエミリーは、今もボトックス注射を打っていると明かし、自身の顔の表情についても説明しました。

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「今もボトックス注射を打っている。自分の顔の動きも気に入っているし」

「眉が上下したり、鼻にシワが寄ったりね。ほら、まだこうやって顔が動くでしょ。この顔に誇りを持っている。新しい施術方法が出れば、ビビらずに試してみようとも思う」

2021年に第一子を出産したエミリーは、今回のインタビューで、子どもを産んでから、自らの容姿に対する考え方が変化したと話しました。

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「子どもができたことで、自分の容姿や身体を、表面的にではなく、ありのまま受け入れるようになった」

「自分の身体は単に『誰かから見てもらうもの』として存在していて、その『見せる』行為において、今の身体の状態がふさわしいかどうかを、以前は考えていた」

「今では、こんなふうに思っている。『自分の身体は、自分の魂が宿る器みたいなもので、ときに自分以上に自分のことをわかっている』と」

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「ここ2年間で、みんなが思っているほど、容姿に対する他人の目を気にしなくなったような気がする」

「自分が何かを投稿したいとか、何かを着たい気分になったときに、それが『ひどい』という評価を下されるとしても、『私がそうしたいんだから、いいんだ』と思える」

「私は、自分の幸せを優先することを学んだ。息子がいるおかげだと思う」

「男性の視線をいちいち気にするよりも、自分にはほかにやるべきことがあると思うようになった」

エミリーは、業界の中でも特に、女性のエンパワーメントについて多く発言するフェミニストとして知られています。

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以前は、自らを「チョイス・フェミニズムの支持者」と表現していました。

※チョイス・フェミニズムとは、女性が行う主体的な意思決定を賞賛する、フェミニズムのひとつの考え方です。

一方、エミリーは近年、たびたびネットで批判にさらされてきました。

SNSに「セクシーな写真」を投稿し、モデルとしての収入を得ていることに対し、ルッキズムに加担しているのではという批判が巻き起こりました。

昨年末には、フランスの雑誌『M LE MAGAZINE DU MONDE』に掲載されたエミリーの写真が、『ファットフォビア（肥満嫌悪）を助長するものだ』と指摘を受けています。

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：筒井華子