第96回アカデミー賞のノミネーションが23日(現地時間)、発表されました。
一方、監督のグレタ・ガーウィグ、主演のマーゴット・ロビーが、それぞれ監督賞、主演女優賞のノミネートを逃し、ネットでは失望の声が広がっています。
この結果を受け、ライアンは声明を発表。自身のノミネートを光栄に思うと同時に、グレタ監督とマーゴットがノミネートを逃したことに対する失望を表しました。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子
第96回アカデミー賞のノミネーションが発表されました。大ヒット作『バービー』が監督賞・主演女優賞を逃したことを受け、ケン役のライアン・ゴズリングが声明を出しました。
「たくさんの素晴らしい映画が生まれた年に、素晴らしいアーティストたちと並んで、仲間たちの投票で私が選ばれたことを、非常に光栄に思います」
「また、こんなことを言う日がくるなど思いもしませんでしたが、ケンという名のプラスチックの人形を演じられたことを大変光栄に、そして誇りに思います」
「でも、バービーの存在なくしてケンは存在しないように、グレタ・ガーウィグ監督とマーゴット・ロビーなくして映画『バービー』はありません。世界中で賞賛され、歴史を作った映画で、2人は最大の責務を果たしてくれた」
「2人の才能とやり抜く力、天賦の才がなければ、この映画に携わった誰もが評価されることはなかったと思います」
「2人がそれぞれの賞でノミネートされなかったことに対して、『ガッカリした』という言葉では表現しえない」
「魂のない、裸同然の、でもありがたいことに股間もない2体の人形だけで、あらゆる困難を乗り越えて、私たちに笑いと感動を届け、文化を発展させ、歴史を作った。グレタとマーゴットの功績は、ほかにノミネーションされた人たちとあわせて認められるべきです」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子