米ニューヨーク市長を務めるエリック・アダムス氏の発言が、SNSで物議をかもしている。
アダムス市長といえば以前から、なりふり構わない発言で注目を集めてきた。
2023年8月、屋外の飲食スペースの通年設置をレストランに許可する「Dining Out NYC」という市の条例を新たに取り決めた際、アダムス氏はその利点についてこう語っていた。
「デートしたいんでしょ。運転中にお目当ての女性を見かけるかもしれない。そしたら、車を停めて電話番号を渡したいかもしれない」
「男たち、楽しもうぜ。だから、レストランはテラスで食べるのがいいんだよ」
「今年を1語で表すとしたら?」と司会者に尋ねられた市長は、「ニューヨーク」と答えた。
その後、アダムス市長は、2001年9月11日に発生した米同時多発テロについて触れながら、こう自論を展開した。
「(ニューヨークは)毎日目覚めると、あらゆることを経験できる場所なんだ。貿易センタービルに飛行機が墜落したことから、新しくビジネスを立ち上げたのを祝う人がいることまで、さまざまだ」
この発言に対し、ネット上では批判が集まっている。
💬「『9.11からビジネスを開業するまで』ってことはつまり、9.11が新しいビジネスにとって良かったということ?」
💬「自分の耳がおかしいのか確認するため、2回もこの動画を見なければいけなかった。9.11の犠牲者に対して、なんて無神経なんだ」
💬「なんてこった。彼はどうやって市長に当選したわけ?教えてくれ」
他には、そもそもニューヨーク(New York)は1語じゃないのでは?と指摘する声もあった。
💬「ニューヨークは2語です」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:高島 海人