最近の若者に初代『ゼルダの伝説』を遊ばせてみた結果 →「○○がわからず、心が○○○○になった」

    2000年生まれの大学生ライターに初代『ゼルダの伝説』を遊ばせてみたら、予想していなかった衝撃の結果に。

    2000年生まれに初代『ゼルダの伝説』を遊ばせてみました


    【※この記事は「2000年生まれの大学生ライターに、ファミコンやスーパーファミコン時代のゲームを遊ばせたらどんな反応を示すだろう」という実験記事です】


    今回のお題は、今なお続く人気シリーズの第1作目『ゼルダの伝説』Nintendo Switch Onlineのファミリーコンピュータ&スーパーファミコンで遊んでもらいました。


    それではさっそくどうぞ。


    ファミコン『ゼルダの伝説』をプレイしてみました!

    え? 何このゲーム........なにがしたいの!?

    敵っぽいの、いたーーーー!!!!!!!


    もらった剣で殺してみると、ただ死んでいくやつや、宝石のようなものを落としていくやつ、妖精(?)になるやつなど様々でした。


    外側からだとこいつらに何の違いもないのに……何の違いなんだ。


    にしても、この敵キャラたち、かなりこちらに近づいてくる!!! 距離感をつかむのが難しい……。


    1回ダメージ受けると、今まで何かを発射していた剣が、殴り合いぐらいの距離でしか使えないようになるし、どういう仕組みになっているんだ……。


    1時間ぐらい前情報なしでプレイしてみましたが、めっちゃ殺されまくってどこにも進むことができず、というか何を目指しているのかもわからず、剣だけ渡されて何のゲームなのかまったくわからない、と困った事態になったので……。


    任天堂公式サイトに載っている説明書を読むことにしました♪


    説明書を読んでみると、まず2ページ目で衝撃。


    あの主人公っぽい少年、ゼルダじゃなかったんだ……。


    説明書を読んで再挑戦!


    説明書を読んで、前提条件を把握しました。


    なるほど、ルピーは物を買うのに必要で、妖精さんは体力を回復してくれていたんだね!


    説明書を読んで、なんとなくわかってきた(気がする)ぞ!


    よし、改めてもう一度やってみるか……と、1時間ほど再挑戦。

    なんかのお店を発見!

    お、お金が、全然足りない……


    わたしが持っていたのは、わずか30ルピーほど。


    全然足りなくて思わず笑ってしまいました。


    敵1匹倒してやっと1ルピーもらえるのに、100なんて無理だよ……どれだけの富豪になったら、鍵を買えるようになるんだ……。


    何も買えずに、悔しい気持ちになりながら、もう少し旅に出てみると、新たなお店を発見!!!


    爆弾が売ってました!


    20ルピーで購入できたので迷わず購入。

    で??爆弾は買えたけど、結局何をやればいいの……?


    爆弾をゲットして、なんとか敵を倒しながら、ルピーをどんどんゲットしていくことはできたのですが、マップをかなり歩き回ってみても、なにかゴール的なものは全く見つけることができません。


    え、このゲーム何をしたら進むの??? このゲームの着地点って、何……?


    迷宮を探せばいいのはわかるけど、一向に見つかる気配ないよ??


    最初にもらった剣でただ敵を倒すだけで、何の進歩も感じられない……1時間ほどゼルダに向き合ったけど、何か手がかり的なものは全然見つけることができない……。


    こんな難しいゲームを楽しんでやっていた(であろう)親の世代の人たちすごすぎる……。
     

    半ゼルダ鬱になり、もうすべてのプライドを捨てて攻略を見ることにしました


    攻略なんて見たの、どうぶつの森で珍しい生き物捕まえたかったから見た時以来だよ……。


    DSキッズ、大敗北。


    攻略を見てみると、


    ≪剣をもらったら、敵を倒しながらも爆弾をゲットしましょう≫


    ≪で、その爆弾を、岩に向かって投げましょう。そうすると、体力の上限を上げることができる『ハートの器』を得ることができます ≫


    と書いてありました。


    そんな初っ端から隠し扉で、裏技的なの使わないといけないんかい!!!!!!!


    難しすぎるよ……。


    攻略を頼りに、隠し通路があるという岩まで到着!


    念入りに場所を確認しながらも爆弾を投げると…

    やった!!!!隠し通路ようやく発見!!!!! (死にかけ)

    レトロゲーム、難しすぎる


    今回のゼルダは、前回のマリオに続きレトロゲームを遊んでみる企画の2作品目なのですが、2作品目にして、心がボロボロになりました。


    ……レトロゲーム、難しすぎる。


    合計で3時間ぐらい粘ったのにも関わらず、1番最初の迷宮すら、探すことができませんでした。


    こんな過酷なゲームを、リアルタイムで遊んでいた親世代の方々を尊敬しました……😭😭


    遊びやすさ ★☆☆☆☆

    過酷さ ★★★★★

    おもしろさ ★★☆☆☆

    【編集あとがき】あわやゼルハラの危機


    マリオのときは「走って逃げればオールオーケーなのが面白すぎます!」と意気揚々チャットで報告してくれていたのですが、今回は「むずかしすぎて泣いています」「攻略見てもいいですか……?」とすっかり消沈モードに。


    最終的には「半ゼルダ鬱」という危険ワードまで飛び出し、このままではマズい! ゼルハラ(ゼルダハラスメント)になる! ということで緊急ストップがかかりました。 昔はこれが当たり前だと思ってたけど、冷静に考えると確かにかなり突き放した作りだよな~。


    後から聞いてみたら、ゼルダシリーズを遊ぶのはこれが初めてだったとのこと。次回はジャンルをちょっと変えて、『グラディウス』を遊んでもらう予定です。


    【これまでの「最近の若者にレトロゲームやらせてみた」シリーズ 】

    【第1回】スーパーマリオブラザーズ

    【第2回】ゼルダの伝説

    【第3回】グラディウス

    【第4回】スターフォックス

    【第5回】超魔界村