アクション映画でよく見かける女性のパターンwww

    理由もないのに服を脱ぎ出す。

    1. 男性主人公に戦う意味を与えるために死ぬ羽目になる女性。映画のクライマックスで主人公は、「君のために戦う、ジュリア!」と叫ぶ。のちに素敵な女性と結婚して家庭を持つものの、ジュリアのことは決して忘れない。

    2. 子どもを持つ気はなかったのに、映画の最後でついに子どもを産もうと決心する女性。危険が差し迫った瞬間に子どもの姿を目にし、生きていく上で本当に大切なのは何か(つまり母親になること)に気づくから。

    3. 孤児。親の居場所がわからないが、男性主人公の協力で親探しを始める。ただし、その前にまず、男性主人公のためにとんでもなく危険な行為に手を染めなくてはならないという条件付き。

    4. まっすぐな髪をきれいに切りそろえたショートボブのキャリアウーマン。男性にとってはいかにも「口説きにくそう」な女性だが、落とした時の達成感は大きい。ベッドイン後は、柔らかくカールした髪型に変わる。

    5. かよわそうで怖がりだし、さほど有能には見えないのに、うっそうと生い茂ったジャングルをピンヒールで何キロも駆け抜けることができる女性。

    6. 米連邦捜査局(FBI)の女性捜査官。紅一点の存在で、よく働き、よく遊ぶ。クローゼットには手入れの行き届いたジャケットとハイヒールがずらりと並んでいる。まさに男勝り。

    7. お色気むんむんの赤毛のロシア人女性スパイ。でも裏切る。

    8. 女性大統領。男性主人公の話に熱心に耳を傾け、彼に信頼を置く、善人の女性大統領。

    9. ヒーローと肉体関係を持つショートヘアの女性。男性主人公はショートヘアの女性とセックスするくらい進歩的、と言いたいのだろう。

    10. エイリアンと戦っているのに、傷は片方の頬に斜めに1本だけという女性兵士。頬の傷以外、痛みに苦しんだり、ケガを負ったりしない。けれども、どんなにクールなFBI捜査官/宇宙飛行士/兵士だとしても、彼女も所詮は脆い女性だということを、その小さな傷は伝えようとしている。

    11. 終末を迎えた悲惨な世界に暮らしているにもかかわらず、わき毛が1本も生えてない女性。

    12. 対ロボット戦争で荒廃した世界に生きていなければ、穏やかで優しく愛らしいであろう女性。幼いころにはそんなに気難しかったわけではなく、かつてはよく笑い、笑顔を絶やさない少女だった。ヒーローが頑張れば、13年ぶりの微笑みを浮かべるかもしれない。ロボットに殺されなければ。

    13. 目が覚めるような22歳の美女なのに、どういうわけか、自分よりもずっと年上で、ハンサムでもお金持ちでもない男性と恋に落ちる女性。その男性に何となく惹かれてしまうのは、一緒にいると安心できるから。

    14. 汗をまったくかかない女性。イブニングドレス姿で男性に遅れることなく砂漠を走り抜け、それでも一滴も汗をかかない。

    15. まっすぐにしか走れない女性。彼女が最後に死んでしまうとしたら、それは、上から何かが落ちてきた時に、斜めに走ってそれを避けられないからだ。

    16. セクシーな突然変異のミュータント。現実的に考えれば、ある種のエイリアンかロボットだが、それでも男性に性欲を抱かせる。

    17. さらにセクシーなミュータント。

    18. セクシーな双子のミュータント。

    19. 戦いの場につねにビキニ姿で現れる女性。体を守ってくれる防護服を身につけるのをいつも忘れてしまうが、それでも大丈夫。くっきり見えている胸の谷間が、きっと銃弾から守ってくれる。

    20. 男たちの足手まといにならないことを証明しようと、見事な剣さばきを見せつけ、超人的な力を発揮し、ロープの結び方について驚くほどの知識を披露し、空を飛んでみせる女性。男たちは渋々ながらも彼女を仲間として認め、カーチェイスだか宇宙戦争だか要塞だかに連れて行くことにする。

    21. 強くなる術を父親から仕込まれてきた少女。ただし、父親はロボットに殺されてしまう。

    22. 大統領の娘。議会が決めたことを最終的に政治的判断で覆そうと大統領が決断するのは、8歳の娘と電話で話をしたあとだ。何て賢い娘なんだろう。

    23. キャットスーツを着た女性。屋根から屋根へと飛び移り、長距離を走り、国のために戦うには、合成皮革素材が一番実用的とのこと。

    24. ケガをした男性登場人物を愛しているがためにその場に一緒に残り、そのせいで命を落としてしまう女性。

    25. レズビアン。本人が自らのセクシュアリティを告白しなくても、主役男性と出会うや否やセックスしなければ、映画の中では、大抵の場合レズビアン。

    26. 空手やカンフー、太極拳といった何らかの武術ができるアジア人女性。生まれ育った国で身につけたという設定だが、脚本家はどの国でどんな武術が盛んなのか、調べてさえいない。

    27. これといった理由もなく服を脱ぐ女性。防護服に着替えるだけなのになぜか下着姿になるのは、観客が喜ぶからだ。

    28. 悪の王様/独裁者/ドラゴン王などと結婚して不幸な暮らしを送っている、若く美しい女性。筋肉隆々の若きヒーローが現れると、悩ましげな視線を送って、「私を救ってくれたら、あなたとヤルわ」とメッセージを送る。彼女は無事にヒーローに救い出されて、実行する。

    29. 27歳の女優が演じる、21歳の男性主人公の母親。

    30. 男性主人公に貴重な助言を与える、杖をついた女性長老。モーガン・フリーマンが演じていそうな役柄の女性版。話の中身はすべてたとえ話だ。

    31. 森の中を音もたてずに動き回る、浮浪児の弓使い。

    32. 子を持つ母親。子どもを残して宇宙戦争に向かうことに罪の意識を感じているが、国のために戦う方が尊いことを自覚している。子どもたちはいつかきっと理解してくれるだろう。

    33. 車の修理が、驚くほど得意な女性。いつも背中を弓なりにしてエンジンを覗き込んでいる。その姿勢の方が車をうまく修理できるからだ。

    34. とても貧しくてとてもセクシーな女性。貧しさゆえに強くなったが、意地を張ったりはしない。男性主人公が現れて面倒を見てくれるようになれば、肩の荷を下ろせる。柔らかなリネンのドレスを着られるし、子どもを私立学校に通わせられるから。

    35. 裕福な家庭出身で、はじめは何だか「高慢な」女性。でもやがて、荒くれ者のヒーローこそ、自分がずっと探し求めていた人なのだと気がつく。女性は密かに追い求めていた男性を手に入れ、男性は山の中にある彼女の豪邸に移り住む。みんなハッピーで、めでたしめでたし。

    36. 男性主人公が病気になっても、水の入ったボウルでタオルを濡らし、それで優しくおでこを拭くだけで治してしまう、魔法の力を持った女性。

    37. セクシーとは言い難い、男性主人公の同僚女性。主人公に片思いしており、ずっと一緒に働いている。男女間の友情は成立しうるという証しだ。ただし、女性がセクシーでない場合のみ。

    38. ヨーロッパの女性。なまりのある英語が色っぽくて謎めいているが、どの国出身なのかさっぱりわからない。スペイン人かフランス人? ルーマニア人? 見当もつかない。

    39. スパンコールをちりばめたドレスを着てカクテルバーにいる女性。単にセクシーな女性と思わせておいて、実はあっさり裏切るキャラだと判明する。早々に殺されて終わり。

    40. 『マッドマックス 怒りのデスロード』に登場する女性たち。

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:遠藤康子/ガリレオ、編集:BuzzFeed Japan