「私も丸刈りにする!」親友のがんを知った19歳の女性、TikTokで断髪式

    「どうしようかなとか、やっぱりやめようかなとか、迷いは一切なかったです。ただやろうと思っただけ」

    2019年11月。19歳のケイラさんは、がんの一種、非ホジキンリンパ腫の診断を受けました。

    12月、治療の影響で髪の毛が抜け出したのを見て、ケイラさんは母親に髪の毛を剃ってもらいました。

    ケイラさんの親友ニキータは、母親と海外旅行中、ケイラのさんの病気を知ったそうです。

    ケイラさんがニキータさんの三つ編みをカット。断髪式の様子をケイラさんがTikTokに投稿しました。

    再生回数は1200万回を超え、400万件近いいいね、3万5000を超えるコメントが付いています。

    「頭を丸めると決めるのは簡単だった」というニキータさん。

    「私たちの年頃を考えると、若い女の子にとっては酷なことだし、(若い女子は)こうあるべきという社会のプレッシャーもキツイ。ケイラは他人の目とか気にするタイプではないけれど、それでも心のどっかでは気にしちゃうし、トラウマになってもおかしくない経験だと思う。髪の毛を失ってツライかもしれない」

    断髪式を終え、Cancer Councilには8000ドル(約80万円)を超える寄付金が集まりました。カットした髪は、さまざまな治療で髪の毛を失ってしまった子どもたちに髪を寄付する団体Locks of Loveに寄付されました。

    「ニキータを誇りに思う」とケイラさん。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan