人を本に変える「図書館」で巻き起こるドラマを描くカードバトルゲーム『Library of Ruina』が日本語ボイスを追加して4月25日に、家庭用ゲーム機(PS4 / Switch)へ移植されることが発表されました。
併せて日本語版ボイスを担当する声優の発表なども行われ、投稿にはファンや移植を待っていた人からの歓喜のコメントが寄せられ、盛り上がりを見せています。
同作はカルト的人気を誇るゲーム『Lobotomy Corporation(ロボトミーコーポレーション)』(PC)を制作したインディーゲームスタジオ、Project Moonによる作品です。
現在Steamで販売中のPC版『Library of Ruina』は、ストーリーや演出、戦戦闘の面白さを中心に評価が集まり、直近451件の評価では「圧倒的に好評」を獲得しています。
また、「非常に難易度が高い」ゲームであることもゲームファンの間では知られており、攻略の際は心が折れるような敵の猛攻を掻い潜ることが求められます。
そんな苛烈な戦闘を同作ではカードゲームで表現しており、プレイヤーは9枚から編成されるオリジナルのデッキを構築して戦闘に臨むこととなります。プレイヤーそれぞれで攻略に使うデッキも異なるため、それが「自分だけの物語」を紡ぐ独自性の高いゲームです。
今回発売されるPS4 / Switch版は対戦格闘ゲーム『ギルティギア』『ブレイブルー』シリーズなどを手掛けるアークシステムワークスより販売されるとのことで、大手通販サイトなどで予約受付中。価格は4950円です。
発売日を告知した投稿には、
💬「歓喜を通り越して泣きそうです」
💬「うわああああああああああああマジで日本語吹き替え版になってるううう」
💬「大好きな作品なのでめちゃくちゃうれしい!!」
💬「なんか友人がルイナめちゃくちゃ推してるし買ってみるか」
💬「ハマりすぎて私の卒論をバグらせた神ゲー『Library of Ruina』に日本語音声が付くの!?」
など、多くのコメントが寄せられています。
作品PV
余談ではありますが、筆者も同作を去年プレイし、生涯ベストの作品と感じるほど心に残った作品となりました。重厚な物語をカードバトルで表現した戦闘はどれをとっても心に残るもので、「カードバトルでこんな表現ができるんだ!」 と驚くような面白さがありました。
難易度の高さや重厚な世界観など、非常に人を選ぶゲームかとは思いますが、移植を機にプレイする人にもこのゲームが楽しまれることを願っています。「どうか、あなたの本が見つかりますように」。