やっぱりホテルが最高と実感する民泊の最悪エピソード24選

    誰かの家に泊まることにした旅行者から聞いた身の毛もよだつ話。

    BuzzFeed読者に民泊で遭遇した恐ろしい話を教えてもらった。生き残った旅行者25名の話を聞いてみよう。

    1. ある夜のこと。庭で寝たんだ。だって、家の中よりも外の方が虫の数が少なかったんだから。

    「10歳くらいのころのことだ。1週間、マサチューセッツ州のケープコッドにある小さな家を家族で借りた。最初の日の夜中に起きるまでは、ホントによかった。

    天井一面に小さい黒の点々が見えた。それはまるで天井が別の色に塗られたようだった。その家には、ブヨが群がっていたのだ。小さい蚊のような虫だ。退治するのが大変で、身体中を刺された。壁にも、家具にも、いたるところにいた。無数のブヨがところ構わずいたのだ。

    殺虫剤に大枚を叩いたが、無駄だった。できるだけ家の外で過ごし、外の方が家の中よりも虫が少ないので、庭で寝た夜もあった。ホラー映画みたいでひどかった。みんな無数に刺されて腫れてしまった。

    母親が返金してもらおうとしていたのを覚えている。でも家主は、『ブヨの季節だからな、すまんね』と言っただけで、返金してくれなかった。今までで一番ひどい家族旅行だった」

    tamarag4468b9feb

    2. 大きな家と円形の移動テントをふたつ借りた。

    「家族で1週間、ニューヨークで大きな親族会を開いた。大きな家とぐるっと周りをポーチで囲んだ円形の移動テントをふたつ借りた。

    叔父が移動テントのポーチを横切ったら、床を踏み抜いてしまい、脚をざっくり切ってしまった。

    家のトイレが壊れていたので、トイレに行きたくなったら、急勾配の丘を登り、道を下り、移動テントのトイレを使わないといけなかった。たくさん人が集まっていたので、大騒ぎになってしまった。私は移動テントにいたのだけれども、みんなが用を足しに来るので、しばらくすると臭いがするようになり、とても快適とは言えなかった。片方の移動テントは床が弱く、用を済ましているときに床が抜けるのではないかと心配になった。

    ついに、3日後に、配管が直った。配管工はスキューバダイビングの装具を身につけていた。私たちは湖の上に滞在していたので、配管を直すのに水に潜らないといけなかったからだ。

    次は、家のオーブンの扉が壊れた。だから移動テントで料理をしないといけなくなり、料理を家がある下へと運ぶか、小さい移動テントでぎゅうぎゅう詰めになりながらみんなで食べるかだった。

    まともじゃないてんてこ舞いの1週間だったことは間違いない。でも確実に思い出にはなった。もう当分あそこには行かないよ」

    jaimem4348b3795

    3. ある朝、起きたらとんでもない数の蟻がいた……。

    「数年前のことだ。ロサンゼルス郊外に宿泊したときのことだ。ある家の部屋を借りた。

    ある朝、目が覚めるとものすごい数の蟻が、スーツケース、洋服、ベッドの上に群がっていた。完全に悪夢のような光景だった。

    家主に抗議したところ、蟻退治のスプレーを寄こし、『そうなんだよね、ずっと蟻に悩まされていてさ』と言われた。洋服を叩いて蟻をすべて退治するのに1、2時間かかった」

    nicholefrancois

    4. いたるところにピエロが!

    5. 大きなお尻の蟻に、なんと羽が!

    「コテージに滞在した。綺麗な場所だったが、いたるところで蟻に遭遇する。それも普通の蟻じゃない。お尻が大きな蟻で、羽が生えているのだ! 恐ろしかった。大量発生していて、駆除するのに一次退去しなければならなかった」

    ullrmad

    6. 壁を飾るエロい写真

    「今は婚約している彼女と付きあい始めて数か月が経ったときのこと。一緒にフィラデルフィアに旅行に行ったんだ。

    到着すると、家主が出てきたのだけど、パジャマ姿でスリッパを履いていて、小さいプードルを抱えていた。そこで明らかになった。私たちが滞在中、この家主はどこにも行く予定がなく、『貸し切り』と記載されていたのは間違いだったのだ。

    滞在する部屋についたら、壁を飾っているエロティックな写真を指して、『その気になる』でしょ、と言ったのだ! そして『すぐ隣』の部屋にいるからね、と告げたのだ! 提訴している係争中の訴訟で忙しいのだそうだ。滞在中、家主はベッドルームの壁を叩き、壁越しに話しかけてきた。

    もうひとつ分かったのは、サービス・ドッグだと家主が言っていたプードルは散歩に連れて行ってもらえることはなく、ずっと家にいた。家のいたるところで犬の糞やオシッコが見つかり、私たちが泊まっていた部屋にもあったよ!」

    laurenr49bc93530

    7. 文字通り、トイレが大便まみれって言ったっけ?

    8. 家そのものがなかった。

    「イングランドからスコットランドへ7時間かけて移動して、インターネットで予約した家で長旅の疲れを癒やそうと思っていたのだけど、着いたら家自体がなかった。おかげで土砂降りの中、夜中の12時に知らない土地で立ち往生する羽目になった」

    elenabrightstar

    9. 「シャワー」は庭用のホースを窓越しに外から中に入れて、天井にテープで貼りつけただけだった。奇妙なことに、お湯は出た。

    「家族で3週間、イングランドに家を借りた。ネット上で見る限り、家の写真はいい感じで、少し小さかったが、希望通りだった。

    到着したら、臭いし、写真でみた大きさの半分くらいしかなかった。マットレスは文字通り、スプリングが飛び出ていた。Wi-Fiは使えなかった。

    一番驚いたのはシャワー。庭用のホースを窓越しに外から中に入れて、天井にテープで貼りつけただけだった。奇妙なことに、お湯は出た。冷蔵庫は動いていなかった」

    saskiac4879fdf3a

    10. ボートでロマンチックに過ごすはずが、船主とその友人との奇妙な裸のパーティに。

    「マウイ島で過ごす旅の最後の日のことだった。『カタマランヨット(双胴船)』でひと晩過ごすアイデアで、彼が私を驚かせようとした。船主に会ったら、ボートまでカヤックで行く必要があると言われた。海が荒れていて大変だったが、何とか辿り着いた。双胴船は話で聞いていたものより薄汚れていたが、問題はそこではなかった。カップルがもうひと組同乗予定で、友だちを何人か連れてくるとのことだった。かなり小さな船なので、すぐに仲良くなる。一行が到着したときには暗かった。船に乗ってくると、みなさん裸であることに気がついた。服を着たことがないそうである。

    船でロマンチックに過ごすはずが、船主とその友人と一緒に裸で過ごす奇妙なパーティになってしまった。彼らは船のいたるところに出没して、バーに捕まって揺れてみたり、私たちのベッドの上で跳ねてみたり、変な会話をしたり、互いに身体を擦り合ったりしていた。そして、ボートの前方から後方にいる友だちに向けて、裸のまま花火に火をつけ始めた。挙げ句の果てには、別のカップルの携帯電話と充電器もろとも、スピーカーを倒して海へと落としてしまった。奇妙で、居心地が悪かったのだけども、船の上で逃げ場がない! 

    翌朝、死ぬほどボートから降りたかったのだけど、船主は裸の女の子と忙しくて構ってくれない。陸に戻ったとき、船主は言った。『言い忘れたけど、ボートでは洋服を着ていてもよかったんだよ』極めつけは、船主の浜辺の秘密の場所から靴を回収するのに、彼氏がサソリに刺されたこと。

    申し込んだサイトに連絡して、裸ボートでの狂った夜の代金は返してもらった」

    lilym4f547b1de

    11. ヒッチコックの名作「鳥」の最後みたいだった

    「子どものころのことだ。学校の休みにテキサスで1週間、浜辺の家を借りて節約しようと両親が考えた。行く数週間前に大雨が降ったのだが、到着するまでには晴れる予定だった。

    1日目、蚊が大量にいたが、何とかなると思った。でも日を追うごとに状況は悪化していった。3日目には家を逃げ出す羽目になった。色々なものを置いてきてしまったけれども、ヒッチコックの名作『鳥』の最後みたいだった。

    玄関を開けたら壁が真っ黒だった。吸血モンスターの寝床を抜き足差し足で通り過ぎ、車へと全速力で走った。大量に蚊に食われて、みんな水疱瘡にかかったみたいだった」

    jonathonscottc

    12. たった11リットルのお湯タンクだけ

    「2年前の夏のこと。ニューハンプシャー州のウイニペソーキ湖の畔にある『居心地の良さそうな丸太作りのキャビン』を1週間借りた。ホームページにはいくつか細かい記載が抜けていた。

    飲めない水。11リットルしか入らないお湯のタンク。断熱材なし。子どもたちは2階の寝室から階下の居間に液体を注ぐのが好きだった。床を通して……。ゴミ箱なし。ゴミはお持ち帰りください、というわけだ。3日目、家は空飛ぶシロアリに襲われた」

    georgyl

    13. アパートは男子学生のクラブハウスであることが発覚。

    「母親と旅行に行き、インターネットでアパートを借りた。建物に辿り着くと、あまりにも嬉しくて、すぐさま部屋へと向かった。中へ入ってみると、家具はあまりなく、ソファベッドがある会議室があった。

    そのアパートは男子学生のクラブハウスであることが分かり、私たちは会議室のソファベッドで寝ることになった。だって、カップルがゲストルームで寝ていたから」

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    14. 忘れられない旅行の思い出は、何週間も患った白癬。

    「13歳くらいのころのことだ。スキーに行くために、山中にあるキャビンを家族で借りた。長いこと掃除をしていなく、シーツも替えられていないことは明らかだった。

    でも、大馬鹿ものの私はベッドに寝っ転がってしまった。その後、何週間も患った白癬は、忘れられない旅の思い出となった」

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    15. 机の上には、その家で生まれて死んだ人の名前のリストが置いてあった。

    16. 家主に嘘つきと呼ばれた(他にももっとひどいことを言われた)

    「去年のこと。ひとりで初めてロサンゼルスへ行った。

    泊まるところを借りたのだけど、まず家主が来なくて、簡易宿泊所で、不潔だった。紹介サイトのガイドラインに従って、写真を撮ってから家主に送った。

    すると、家主が電話をしてきて私のことを嘘つき呼ばわりし、他にもさらにひどい言い方でなじり、返金なしで予約をキャンセルしたのだ! 

    仕方がないのでカスタマーサービスに連絡をしたら返金手続きをしてくれたが、1時間もの間、三つどもえで電話口に拘束された。その間、家主の女は私を罵倒し続けたが、カスタマーサービスに嘘をついたことを認め、そのやり取りを逐一リアルタイムで見ていなければならなかった!」

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    17. 家主に何度も電話をかけメールも送り、見に来るからと言われたけれども、結局直らなかった。

    「数年前のことだ。フロリダ州オーランドで家を借りた。写真の見栄えはよく、プールと湯船がある網戸つきの中庭があった。湯船とプール用のヒーターが壊れていて、家主に何度も電話をかけメールも送り、見に来るからと言われたけれども、結局直らなかった。

    網戸には穴が複数あり、風呂場の備品はきちんと取りつけられているというよりも壁に接着剤で貼りつけられていた」

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    18. 死ぬかと思った。

    「フロリダ州デスティンにある家に泊まったときのこと。

    少しぼろぼろだったけれども、あまり心配していなかった。ヒューストンから12時間かけて運転してきて、すぐにでもビーチに行きたかった。

    次の日の朝、目が覚めるまではすべては順調だった。起きると、ほとんど呼吸ができず、目からは止めどなく涙が溢れてきた。なんでこんなに具合が悪いの? 死にそうだったが、バケーションを満喫しようと心に決めていたので、起き上がってビーチに行く身支度をした。

    そのまた次の日、具合はさらに悪くなってきた! 一体どうしてしまったのか。話が長くなるので短くすると、家中が黴びていたのだ。カーペット敷きのビーチハウスだったからだ。なので抗ヒスタミン剤を買ってきて、楽しもうとしたけれども、家に帰ってカビから解放されるのを心待ちに、帰る日までの日数を数えていた」

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    19. トイレに大便をして、流さなかった。

    「去年の夏のこと。家族で家を借りたのだけど、到着したら何やらかび臭い。地下を調べてみると、カビだらけだった。家主に頼まれたと人が来て、漂白剤をばらまいていったので、今度は漂白剤臭くなってしまった。

    3日目、父が家の反対側に行ってみたところ、見知らぬ落ち着きがない男と戻ってきた。男は古いルーターを取りにきて、人がいるとは思わなかった、と言葉を詰まらせながら話した。後で気づいたのだが、男はトイレで大便をして、父が驚かせたので流すのを忘れたようだった。

    また今年も家主からメールが来て、また泊まりに来ないかと言われている…」

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    20. シャワーを使わない方が衛生的みたい。

    21. トイレが汚水浄化槽だったって言ったっけ?

    「夫と既婚の友人と一緒に、週末に小さなコテージを借りた。カナダで過ごすバレンタインデーの週末だった。コテージに着いて、外には雪がかなり積もっており、車寄せは雪かきも除雪もされていなかった。

    中へ入ると小さな暖炉があったが薪はなかった。1階の自動温度調節器は壊れているどころではなくて、まったく部屋が暖まらなかった。2階は、床周りに備えつけられたヒーターがよく利いたのだが、空気の乾燥がひどく、副鼻腔が半分に割れて血が出るかと思ってしまった。

    寝室、風呂場の壁は文字通り、木の板で、イビキ、トイレに行く音が筒抜けだった。トイレは汚水浄化槽を使っていて、3日間、排泄物以外は流してはだめだった。便器脇に置かれた小さいゴミ箱にトイレットペーパーを入れないといけなかったのだけど、吐きそうだった」

    kirstylm

    22. 巨大な空飛ぶゴキブリ

    「家族とハワイに行って、数か月間、ヒロ近郊で家を借りた。台所の食料庫、寝室のクローゼットには、大きな空飛ぶゴキブリがいて、扉を開けるたびにこっちに向かって飛んできた。2日目以降、滞在中ずっと、扉を開けなくても中で飛び回っているのが聞こえた」

    cierraf

    23. 隣の家の人が雄鶏を飼っていた。数羽どころの話ではない。ざっと25~30羽はいた。

    「プエルトリコのリンコンに家族で行ったときのこと。険しい丘の上に建っている家を借りた。傾斜があまりにもきついので、2階の寝室の窓からは隣の家の裏庭が見えた。その隣人は雄鶏を飼っていたのだが、数羽どころではなかった。ざっと25~30羽はいた。

    そして毎朝4時になると、コケコッコーと鳴き始めるのだ。寝室の窓の真下で。おまけに、お湯は太陽光パネルで温めていると、家主は言っていたが、どこにも太陽光パネルがなく、休暇中ずっと、氷のように冷たい水でシャワーを浴びなければならなかった」

    sarahashtonl

    24. カーペットには文字通り、無数の蟻が這い回っていた。蟻は私の体をよじ登ってきた。

    「それは2014年、フロリダでのことだった。ビーチで家を借りていた。綺麗な家だった。各自、部屋に落ち着いて、Instagramをスクロールしながら寛いでいた。

    すると突然、何やら小さいものに刺された。手を見ると蟻だった。蟻をはたき落として、ベッド脇のテーブルに目をやると、15~20匹ほどの蟻がいた。視線を床へと落とした。カーペットをじっと見ると、文字通り、無数の蟻がうごめいていた。そして今度は、私の身体に這い上がってきていた。叫び声を上げて、ベッドの上で飛び回り、振り払おうとした。ようやくすべてを払い落として下を見ると、そこにいた30分の間で、スーツケースとバックパックを完全にやられていた。蟻に噛まれたのと、蟻がそこら中にいるし、どうしたらいいのか分からなくなってしまい、泣きそうだった。

    父親が蟻退治のスプレーを買ってきて、部屋中に振り撒いてくれた。翌日、カーペットの上、私の洋服、ベッドの至るところに、蟻の死骸が無数に見つかった。ベッドの後ろから、サンドイッチが作れそうな量のパンくずと食べかすが出てきた。週の残りは、着ようと思う服は毎回蟻の死骸をはたき落とさないといけなくて、もう蟻が戻ってこないように入念にスプレーもした。

    週の中程になって、私の部屋だけオシッコ臭くなって、原因は分からないし、どうしたら直せるのかも分からなかった。今ではホテルに泊まることにしている」

    skailyr

    この記事は英語から翻訳されました。翻訳:五十川勇気 / 編集:BuzzFeed Japan