米テキサス州に住むデラニーさん(27)が、「結婚時の改姓」について疑問を投げかけ、TikTokで話題を呼んでいます。
動画内でデラニーさんは、姓を変える手続きがいかに「精神的な負荷」がかかる作業か、こう説明しています。
「私はいま、名字を変える手続きをしているところです。社会保障の改姓手続きは終わりました。いまは運転免許証の更新の段階です。だからまだ、手続き全体の序盤なんです」
「運転免許も車で往復40分かけて警察署まで更新しに行きます。予約制です。これで社会保障と運転免許証の手続きは終了。でもまだまだ更新しなければいけないものがあります」
「健康保険証、銀行口座に、パスポート…。パスポートの更新は空港まで行かなければいけません」
「もしあなたが起業家なら、ビジネス関係の変更手続きも必要です。残りは保険関係。健康保険、自動車、レンタカー…」
「みなさん、かかりつけ医もいますよね。内科や婦人科医、セラピストのもとにかかることもあります。自分の名前って、いろいろなところで使うんです」
「メンタル面に影響を与える作業です。自分の名前を見るたびに、『やばい。名前変えないと』ってなります」
「名前を変えなければいいじゃんと思うでしょう?いや強制されているわけではないけど、やっぱり名前を変えたい。でも…手続きがめんどくさいんです。この気持ちは男性にはわからない」
動画は100万回以上再生され、20万以上の「いいね」が集まっています。コメント欄には、さまざまな意見が寄せられました。
中には、こんな意見も。
BuzzFeedは、動画を投稿したデラニーさんに話を聞きました🎤
一方で、改姓手続きについては「どっちつかずの状態」になっているそう。
「旧姓を記す書類もあれば、新しい姓を記入する書類もあります。空港や新しい病院に行くときには、万が一問題が起こったときのために、大切な書類をすべて持っていかなければならないと、プレッシャーも感じます」
デラニーさんは、動画を投稿した“きっかけ”も明かしてくれました。
BuzzFeedが「結婚後、姓を変える女性に対する価値観は変わったか」と尋ねると、デラニーさんは次のように語ってくれました。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島 海人