【LGBT特集】性的マイノリティとして生きる。私たちが記録した思い

    「今の自分で良かったと、心からそう思っています」

    Ryo Yamaguchi
    by Ryo Yamaguchi

    山口亮 BuzzFeed Social Media Editor, Japan

    ゴールデンウィークに開かれている東京レインボープライド2016。国内最大のLGBTイベントにあわせて、性的マイノリティをめぐる現状を取材し、これまでに出した記事や動画をまとめた。最終日、5月8日はパレードがある。

    「私はレズビアン。好きな女性と一緒にいる事が、何よりも幸せ」

    Facebookでこの投稿を見る
    Facebook: video.php

    「私はトランスジェンダーで、そして、ハッピーです」

    Facebookでこの投稿を見る
    Facebook: video.php

    同性愛者からの質問「なんで、私の子作りをあなたが心配するの？」

    Facebookでこの投稿を見る
    Facebook: video.php

    私はバイセクシュアル、でも私は……

    Facebookでこの投稿を見る
    BuzzFeed Japan

    東京レインボープライド2016　パレードが渋谷の街を行く

    Jun Tsuboike / BuzzFeed

    日本最大規模のLGBTイベント、東京レインボープライドのパレード。LGBT（レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダー）などの性的マイノリティやその支援者たちが、渋谷・原宿の街を行進しました。

    東京レインボープライド　代々木公園で国内最大級のLGBTフェスタ

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    東京レインボープライド2016のフェスタが5月7日、東京・代々木公園で始まりました。翌8日にはパレードも開催されます。

    毎年来ているという参加者は、「今年はLGBTでない一般参加者が増えている気がする。企業ブースも毎年よくなっている」と感想を口にしました。

    LGBTとして一番嬉しかったことを聞いてみたら、幸せな気持ちになった

    Ryo Yamaguchi / BuzzFeed

    東京レインボープライド2016のフェスタで、「LGBTとして生きていて、一番嬉しかったこと」を聞きました。

    「家族に受け入れられたこと」。「彼氏とデート」。「出逢えたこと」。そこには、さまざまな喜びのかたちがありました。

    「おっさん」にフラれたぼく。優しかった匿名日記

    Ryo Yamaguchi / BuzzFeed

    「おっさん」にフラれた28歳。ゲイだって恋をすれば、別れることもあります。いじめや社内トラブルなど決して明るいとは言えない人生ですが、その先に居場所を見つけました。

    「自分のことを認めてくれる人がいる。いてもいいよって言ってくれる人がいる。その距離感が嬉しいんです」と、ある匿名日記への思いを語ります。

    ホモネタ飛び交う教室で孤立するLGBTの生徒たち　教師も加わる学校での差別

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    教室では日常的に「ホモネタ」が飛び交い、教師自らが差別発言を繰り返す。国際NGOヒューマン･ライツ･ウォッチ（HRW）が、学校でのLGBTに対する差別の実態を調査。

    HRW調査員のカイル・ナイトさんは会見で、「LGBTについて学ぶことを義務にしなければ、何も変わらない」と話しました。

    あなたは親に「隠しごと」をしてますか？――ゲイが教えてくれた家族とのつきあいかた

    Jun Tsuboike / BuzzFeed

    「ゲイですがたいした問題じゃないと思ってます」というカフェfactoryのオーナー、西原典夫さん。オープンにしている西原さんですが、母親にはカミングアウトしていません。

    「積極的に言わなくてもいい」との判断に至った、その背景と思いは。

    日本人がアメリカで同性婚をして暮らすということ

    Maura Liévano

    米カリフォルニア州の役所で結婚の誓いを交わした、後藤新さん（右）とルーベン・ガリバルドさん。「ただの儀式」とも思っていた後藤さんでしたが、いまは安心感に包まれて暮らしています。

    アメリカで結婚した後藤さんの目に、日本はどのように映るのでしょうか。

    レズビアン・ゲイのマンガ家が語る結婚と子育て　「私にはこんなに好きな人がいる」

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    同性婚相手が生んだ3人の子を、妻と2人で育てている中村キヨさん。性的マイノリティの結婚と子育てについて、ゲイの田亀源五郎さんと語りました。

    同性婚やその子育てだけではなく、誰しもが悩み、身を焦がす愛や幸せそのものについての話です。

    「隠さずに就職したい」LGBTが直面する困難と見えてきた希望

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    「その存在が想定されていない」とも指摘されるLGBTの就活。レズビアン・ゲイ・バイセクシュアルの4割、トランスジェンダーの7割が求職の際に、困難を感じているともいわれています。

    どのような点が課題となっているのか。LGBTの学生・社会人や企業の採用担当者が、その実情を語りました。

    「結婚ごっこ乙」と言われ、こっそり泣いた　私たちが同性婚を求める理由

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    七崎良輔さんのブログに書き込まれた、「結婚ごっこ乙」という言葉。付き合って2年にもなる男性パートナーにも言えず、こっそり泣きました。

    もしも同性婚が認められていれば、状況は違ったかもしれない。同性婚を求め、日本弁護士連合会に人権救済を求めた人たちに聞きました。

    「LGBT」が教科書に載る時代に　「それぐらい社会も変わってきた」

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    「教科書にも載っていなかった」。そんなエピソードを交えて語られることがあるLGBT。しかし、時代は変わりつつあります。

    2017年度の高校教科書に盛り込まれる「LGBT」について、出版社の担当者らに聞きました。

    「LGBTブームを超えて」東京レインボープライド2016開幕　過去最大の6万人規模へ

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    LGBTなど性的マイノリティの日本最大のイベント「東京レインボープライド」。今年は過去最大6万人の参加が見込まれています。

    「LGBTブームを超えて」というテーマについて、主催者代表の山縣真矢さんはこう話します。「ブームのさらにその先を見据えたい、という思いを込めたテーマです」

    「バレるのが怖い」性的少数者向け法律相談　弁護士会が無料で月2回実施へ

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    性的マイノリティを対象にした無料電話法律相談を、東京弁護士会が2月から実施。深刻な法的問題を抱えているのに法律問題をためらう、そういった当事者が少なくないことを問題視しているからです。

    過去の電話相談では、どのような相談が寄せられたのでしょうか。

    学校にLGBTの児童生徒がいたらどうする？ 文科省が初の「教職員むけパンフレット」を公開

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    トイレはどうすればよいのか？ アンケートで調査するべきか？ 性的マイノリティの児童生徒をめぐる疑問に対して、文部科学省が教職員向けパンフレットを公表。

    基礎的な知識から法制度、学校での支援例まで網羅するその中身とは。

    「LGBTの生きづらさを知って」当事者の学生たちが議員に伝えた人生と願い

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    「カミングアウトして笑いものにされるか、嘘をついて異性愛を演じ続けるか。どちらにも生きづらさを感じていました」。こう話す大学3年生の松岡宗嗣さん。

    国会議員と意見交換する会で、LGBTの当事者学生たちがその生きづらさを訴えました。

    LGBTどう教える？　学校にはびこる偏見「見過ごさないで」

    Kazuki Watanabe / BuzzFeed

    「日本中のすべての教室にいてもおかしくない」というLGBT。教室でどう伝えていくのか、模索が始まっています。

    東京弁護士会が開いた公開勉強会では、埼玉大学准教授の渡辺大輔がこう問いかけました。「多数派が少数派について語るのではなく、みんなで性の多様性を語る必要があります」

    Facebookページでも、記事をお届けしています！