2023年上半期にBuzzFeedで反響の大きかった海外記事をご紹介しています。(初出:1月11日)
インタビューでは、2000年代初頭にグウェンが受けた批判について触れています。
大の「日本ファン」として知られるグウェンは当時、「原宿ラバーズ」と称したフレグランスを展開していました。
商品のプロモーションやミュージックビデオのバックダンサーには、「原宿」スタイルに身を包んだ多くの日本人や日系人を起用していました。
グウェンの「異文化の取り入れ方」は「文化の盗用」の典型的な例にあたるのでは、と当時も今も指摘されています。
アルーアの記者が批判から何を学んだか尋ねると、グウェンは身の上話を始めます。自身の父親がヤマハに勤めていた関係で、18年間、カリフォルニアと日本を行き来する生活だったと語りました。
「それで私は日本から影響を受けたの。日本文化はとても豊な伝統がありながら未来的で、芸術性と細やかさ、その規律性に細心の注意を払っていて、魅力的だった」
「なんてこと、私は日本人だったんだ。知らなかったけど、そうなの。そうでしょ」
「なにか美しいもののファンになって、人々にシェアする。これが批判されるのは、正しくないと思う。あの頃(2000年代初頭)は、原宿カルチャーとアメリカンカルチャーがマッチした、クリエイティブで美しい時代だった」
グウェンの「私は日本人」発言はインタビュー記事のタイトルにもなり、SNSで拡散されました。複数の媒体も報じています。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙橋李佳子