「体形、性別は関係なし」2500人が裸でビーチに集結。大規模ヌード撮影が行われた理由

    オーストラリア・シドニーのボンダイビーチで11月26日、皮膚がん啓発プロジェクトの一環として、2500人の大規模ヌード撮影が行われた。写真家のスペンサー・チュニック氏は「皮膚検診への意識を高める機会を得られた」と語った。

    この記事は、多くのヌード写真を含みます。

    オーストラリア・シドニーのボンダイビーチに11月26日(現地時間)、2500人の裸の人々が集まり、撮影が行われた。

    撮影を行ったのは、裸を題材としたアート作品を多く手かげてきたニューヨーク出身の写真家、スペンサー・チュニック氏だ。

    CNNなどによると、このプロジェクトは、皮膚がん啓発のために無料クリニックを運営するチャリティ団体「スキン・チェック・チャンピオンズ」とチュニック氏が協力し実現した。

    「(このプロジェクトを通じて)皮膚検診への意識を高める機会を得られました。この場に来られたこと、アート作品を作り、人々の体と保護を称えることができ光栄です」と、チュニック氏はロイターに語った。

    オーストラリアがん評議会によると、オーストラリアでは紫外線を吸収する上空のオゾン層が薄いため、紫外線による皮膚がんの発症率が高く、毎年2000人が皮膚がんで亡くなっているという。

    CNNなどによると、「スキン・チェック・チャンピオンズ」で代表を務めるスコット・マグズ氏は、今回のプロジェクトについて報道発表でこう語っていた。

    チェニック氏の今後の作品にも注目だ。

    サムネイル画像:Getty Images

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