「褒め言葉の『痩せたね』も、悪影響になりうる」フィットネス系インフルエンサー、体形に苦しんだ過去を告白

    イギリスでパーソナルトレーナーとして働く、インフルエンサーのアダム・コラードさん。褒め言葉のつもりの「痩せたね」が、人によっては重圧や精神的悪影響を及ぼす可能性があると、インタビューで語りました。

    イギリスでパーソナルトレーナーとして働く、アダム・コラードさん。インスタグラムで120万人以上のフォロワーを抱える、人気インフルエンサーだ。

    現在はパーソナルトレーナーとして成功しているアダムさんだが、10代の頃には自身の体形に悩んでいたことを、英メディアの取材で明かした。

    アダムさんは「自分の体を好きになれない」経験が、フィットネスにのめり込んだきっかけだと語る。

    しかし、フィットネスにのめり込んだ後も「この体形にならなければ」という重圧があったという。

    さらに「痩せたね」が褒め言葉として使われることで、人によっては重圧を感じたり、精神的に悪影響をあたえる可能性があると、アダムさんは指摘する。

    「義理の母は『今はすごく痩せてみえるね』とよく言っていた。彼女はそれが、褒め言葉だと思っていたんだ」

    「でも、そういった言葉が人を落ち込ませてしまうこともある。実際に、体形にまつわる言葉に影響されてきた人を僕は知っている。そういった言葉を口に出すのは、ほんとうに気をつけないといけない」

    サムネイル画像:Getty Images