皿が飛ぶ、ラジオが勝手につく…。 ゾッとするホテル怪談話

自分が働くホテルには、アレが出る。

英語圏で人気のネット掲示板のRedditで、「ホテル従業員が語るホテルの怖い話」というスレを見つけました。今回は、その中から体験談を紹介します。

1. 夜勤シフトで0時を過ぎたころ、ロビーのトイレに行きました。大と小がある広めの男性用トイレで、小用を足していると、後ろから激しいノックの音がしました。

Mint Images / Getty Images/Mint Images RF

同僚の誰かのイタズラだと思い「はいはい、面白い、面白い」と言うと、ノック音はやみました。

ドアを開けると誰もいませんでした。

怖くなってロビーまで走って戻りました。

今でもロビーのトイレを使うことはありますが、日が暮れたら絶対に近寄らないようにしています。

—u/Cannibal_808

2. エレベーターで最上階から降りていたとき、4階でエレベーターが停止しました。ドアが開くと、けっこうたくさんの人が待ってい他にもかかわらず、誰も乗ってきません。

Felix Kayser / Getty Images/EyeEm

エレベーターには自分しか乗っていないのに…。

一瞬間があり、自動でドアが閉まる瞬間、4階で待っていた人たちの声が聞こえました。

「満員だから次のを待とう」

—deleted

3. ホテルを改装したレストランで働いていたことがあります。仕事を初めて2日目、小さな女の子がバーカウンターの後ろをウロウロしているのが見えました。

Fabian Krause / Getty Images/EyeEm

近所の子が入り込んだのかと思い、カウンターを覗くと誰もいません。

カウンター横のキッチンに入ると、スタッフ2人が青い顔で立っていました。

周りには割れたグラスの破片が。

2人いわく、カウンターからグラスが勝手に落ちたと。

私が見た女の子と何か関係あるのでしょうか。

—u/i_smoke_a_lot

4. 昔、ホテルのオーナーをしていたという友達のおじいちゃんに聞いた話。ホテルは数百年前に建てられ、イングランド内戦（1642-1651年）をも経験したという古さ。

Tirc83 / Getty Images/iStockphoto

ある日、レストランの片付けをしていると、急に3人の兵隊が現れ、武器を持っておじいちゃんに襲いかかったそう。

兵士は半透明でおじいちゃんの体をすり抜けたそうですが、霊と「ぶつかった」からか、その後おじいちゃんは体調をくずしてしまいました。

霊媒師にホテルを見にきてもらったこともあるそうですが、ホテルを見ただけで震え上がって帰ってしまったとか。

 後からわかったことですが、そのホテルでは3人の兵士による殺人事件があったそうです。

—u/SJB95

5. オーストラリアのホテルで働いていました。もとは、植民地時代からあった教会だったそう。皿が飛ぶ、ドアが勝手に開いたり閉まったりする、テレビのチャンネルが勝手に変わる、ラジオが勝手につくなどの怪奇現象は日常茶飯事。

Will & Deni Mcintyre / Getty Images

従業員全員が視線を感じたり、謎の話し声を聞いたりすることも。

そこにいるであろうお化けに「セシル」と名前をつけて親しんでいましたけど…。

—u/ChefGoldblum12

6. 数年前のこと。大学の友達が新しくできたホテルの夜間シフトでバイトしており、私はよく夜中にコーヒーを持ってホテルに遊びにいっていました。

Rob Dobi / Getty Images / Paramount

ある夜、いつものように真夜中にフロントまでいくと、パニック状態の友達がいました。

友達いわく、ドッペルゲンガー（誰かの分身）をチェックインしてしまったと。

（私も仲の良い）友達のルームメイトに何から何までそっくりな人がきたので、ルームメイトの写真を見せようとしたら断れ、そのままチェックインしたという。

しかし、よく考えたらドッペルゲンガーなのかもしれないというのです。

（ちなみに、その時そのルームメイトは家族で旅行中だったはず。）

その後、ちょっとおしゃべりをして、私は2時ごろホテルを出て、帰宅したのは2時半。

スマホを見ると、2時17分に私とルームメイト宛にホテルでバイト中の友達からメールがきていました。

「やめてよ」「笑えないって！」「最悪」「もうほんと無理！」

怖くなってすぐに友達に電話しました。

友達が電話でいうには、私とルームメイトがホテルの廊下の奥に立っていたと。

何も言わずじーっと友達を見つめていたのだとか。

着ている服も同じだったので、私とルームメイトが示し合わせたイタズラだと思ったそう。

フロントの電話がなった瞬間、私とルームメイトは姿を消したそうです。

電話越しに友達を落ち着かせ、翌朝またホテルに向かいました。

ルームメイトのドッペルゲンガーと思われる女性がフロントにいたのですが、朝見るとまったく似ていませんでした。

怖過ぎて友達には言っていないのですが、あの夜、帰宅したとき、キッチンの時計が2時17分で止まっていたんですよね。

時計の横には、その日に現像したばかりの私とルームメイトの写真が。

奇妙な出来事はあの1回だけですが、今もよくわからないまま、思い出すとゾッとします。

—u/infinitygirl

この記事は英語から翻訳・編集しました。  翻訳：soko ／ 編集：BuzzFeed Japan

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