先日、大麻愛好家として知られるラッパーのスヌープ・ドッグが、自身のSNSで「大麻をやめる」と宣言し、話題を呼んだ。
その後、この発言はキャンペーンの一環だったことが判明した。
スヌープは11月17日、自筆のサインとともに「いろいろ考え、家族と相談した結果、大麻を吸うのをやめることにしました。今は私のプライバシーを尊重してほしい」とSNSでつづった。
しかし、投稿のわずか数時間前には、自身のInstagramで大麻に関連した内容のストーリーを更新しており、ネット上ではさまざまなコメントが寄せられた。
💬「スヌープ、今日はエイプリルフールじゃないよ?」
💬「健康より大事なものはない。スヌープは良いお手本を見せてくれた。尊敬します」
スヌープの大麻摂取量は長い間、世間の注目を集めていた。
スヌープは、紙で大麻を巻いた「ジョイント」を作る専属スタッフを雇っている。
専属スタッフは、スヌープは1日に100本以上の大麻を吸うと主張。しかし、スヌープ自身は、実際に吸うジョイントの数は「1日8本程度」だと明かしている。
「大麻をやめる」宣言から数日後、スヌープは1本の動画をXに投稿。同発言は、米ストーブ会社Solo Stove(ソロ・ストーブ)が発売する「無煙ストーブ」のキャンペーンの一環だったと明かした。
騙されたファンからは、「すばらしいマーケティングだ」「信じちゃったよ」などの声が寄せられている。
スヌープはXに投稿した広告動画で、こう語った。
「みんなに報告することがある。私は吸うことをやめる。みんな、こう思っているだろう?『スヌープ!吸うことは君のトレードマークみたいなものだろう』って」
「でも、もうやめたんだ。咳き込むのも、服に臭いがつくのも、もうたくさんだ。無煙にするんだ。ソロストーブは煙をなしで火を付けた。かしこいね」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島 海人