今年8月に結婚1周年を迎えた歌手のリタ・オラと、タイカ・ワイティティ監督。
リタは先日、『ザ・ヴォイス・オーストラリア』に審査員として登場。タイカ監督にまつわる、まさかの間違いを犯しました。
「事件」が起こったのは、ある出場者がスティーヴィー・ワンダーの名曲を歌った直後です。
それに審査員で歌手のジェイソン・デルーロが便乗し、胸に入れたサモアのタトゥーを披露しました。
次なる便乗者がリタ・オラ。「私はサモア人とのミックスの人と結婚していて…」と語り始めました。
ウソです。
リタの結婚相手、タイカ監督の父親はマオリ、母親はロシア系ユダヤ人です。サモアにルーツがあるという話をしたことはありません。
タイカ監督はマオリをはじめ、先住民やその文化を作中で表現することに注力してきたことで知られています。
リタの間違いに、ネットも驚きを隠せません。
「タイカ監督は、映画界で、創造力あふれるマオリの話をつむぎ、先住民の声と語りを届けることにキャリアのすべてを捧げてきた」
「それなのに、妻はタイカ監督がマオリであることすら知らない」
「2人は結婚前に会話を1度でもしたんだろうか?」
「リタがタイカ監督をサモアのミックスと言うなんて…まじか」
「もし自分のパートナーが私のルーツを間違えたらムカつくけどな…」
「私たち先住民は、こういう間違いをされるのに慣れている…パートナーからは間違えられないけど」
「リタは本当にタイカ監督がサモアとのミックスだって言ったわけ?びっくりしちゃうんだけど…」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:筒井華子