Updated on 2020年7月1日. Posted on 2020年7月1日

    黒人少女たちがおとぎ話のプリンセスに。撮影者の願い

    世界で広がる「Black Lives Matter(黒人の命は大切だ)」の抗議活動。写真を撮影したラチャンダさんは、「黒人の子どもたちも大切です」と話す。

    アメリカの写真スタジオが、ヘアスタイリストのラチャンダ・ガストン氏と協力して撮影を行った。被写体は、プリンセスのドレスに身を包んだ黒人の少女たちだ。

    CreativeSoul Photography

    「黒人少女たちのスタイルと文化を取り入れて、これまでのプリンセスのイメージや規範を変えてみました」とスタジオ創設者のカーラン・ベセンコート、リセス夫妻は話す。

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    「私たちの目標は、世界中の少女たちに『自分は堂々としたプリンセスになれる』と思ってもらうことです」

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    子どもが主人公の様々な作品で、黒人の子どもが登場することは少ない。ラチャンダさん自身がそういう環境に育ったことが、今回の写真撮影をするきっかけになったという。

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    「黒人の子どもが(白人の子どもと同等に)扱われない・登場しない作品に触れ続けるのは、子どもたちにとっても悪影響」だとラチャンダさんは考える。

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    ディズニーは多くの白人プリンセスを生み出しているが、黒人のプリンセスは『プリンセスと魔法のキス』に登場するティアナだけ。

    それも、作中でティアナはほとんどカエルの姿のままだ。

    「おとぎ話やファンタジーは大好きです。でも、私はよく登場人物を自分自身やその文化に関連付けて、新しいイメージに作り変えていました」

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    ディズニーだけではなく様々な作品から、彼女は着想を得ている。

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    たとえば、『人魚姫』作者のクリスチャン・アンデルセンや、『ポカホンタス』の元になった探検家のジョン・スミス、グリム童話作者のグリム兄弟や、マーベルなどの作品だ。

    「『もし登場人物が黒人だったらどうなるだろう』と想像して撮影に臨んでいます。才能ある黒人クリエイターたちとチームを組み、私が見たかったものを表現できました」

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    「この写真が、今後、黒人がファンタジー作品の世界でも起用され続けるきっかけになればと思っています。黒人の子どもたちも大切です」

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    作品はこちらからチェックできます。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:吉谷麟