結婚って、なかなか難しい。
「結婚する前に知っておいた方がよかったこと、ある?」
離婚を経験したことのあるBuzzFeed読者に聞いたところ、さまざまな声が集まりました。
1. まずは自分
とくに若いカップルに大切なのは、まず自分がどんな人間なのかを知ること。
一緒に成長していけるカップルもいるけど、私の場合はそうじゃなかった。
若くして結婚した私の夫は、13年後、人として成長した私のことを好きにはなれなかったみたい。
—オハイオ州、38歳
2. 経済的自立
経済的に相手に頼りきってしまうのは避けた方がいい。自分の収入源、場所がないと、何かあっても自力で対処する術がないことになる。
2度目の結婚では、自分の仕事は続ける、夫婦の財布を分けるみたいに、お互い経済的に自立するライフスタイルにしています。
—カナダ、48歳
銀行口座を一緒にしちゃうのは危険。いざという時のために、自分のお金は自分で貯めておくべき。
元夫は仕事が続かない人で、夫婦共同名義の口座からお金を勝手に引き出していた。あのままだったら家族で路頭に迷ってたと思う。
—イギリス、46歳
3. 浮気は治りません…
結婚したら浮気をやめるような浮気者はいない。浮気する人は浮気する。変わらないよ。
—mkatherinekelly
4. 結婚生活はギブ・アンド・テイク?
テイク(もらう)よりギブ(与える)の方が多いのが結婚生活。
新婚のウキウキ時期は一瞬で終わるので、その後はライフスタイル、親戚付き合い、子ども、お金のことに対して話し合い、すり合わせていくしかない。
—フロリダ州、53歳
5. 隙間は自分で埋める
自分に足りないものや心の隙間が何かを知り、できるかぎり自分自身で補えるようにすることが大切だと思う。
誰でも大人になるまでに心の傷の1つや2つは負って当然だけど、それを認識できていない人は多い。
私の場合は、この傷に気づかず、安定を求めて若いときに結婚しちゃったのが間違い。結局、人生において余計なトラブルを抱える羽目に。
今はこの経験から学び、自分の弱さを知り、強くなる術も身につけた。
—ジョージア州、38歳
6. 1人は孤独じゃない
結婚したからって人間が変わるわけじゃないので、嘘つきは嘘つきのままだし、浮気癖も浪費癖もなおらない。感情がコントロールできない人もそのまま。
まずは結婚前に注意深く観察すること、友達の意見にも耳を傾けること。
それでも結婚して、その生活を続けていきたいなら、カウンセリングなど人の助けを借りることも考えてみよう。
相手のことが信じられなくなった時は、終わりを認める勇気も!
長い目で見たら、一緒にいても孤独を感じる相手といるより、1人でいるほうがずっといい。
—カナダ、39歳
7. 母親に対する態度
相手が母親に対してどう接しているかをチェックするのはオススメ。
母親への態度は、そのうちそのまま自分に対する態度になる。
あと、家庭において、誰が何をいつどのくらい担当するのか、子どもがいたら生活はどう変わるのか、お金をどう管理するかを話しておくのも大事。
もし離婚する場合、子どもがいる人はやっぱり子どもへの影響が心配。子どものためにも、自分で許して立ち直る術を考えておくのがいい。
—ジョージア州、53歳
8. 将来設計
将来のおおまかなプランを話し合っておくのは絶対必要。
特に、住む場所や子どもの有無、キャリアなどは必ず話し合うべきこと。
話し合うことなく、相手も同じだろうと思い込んでしまっている人は、実はけっこう多い。
—フロリダ州、34歳
9. 結婚前からの友達は大切に
結婚前から仲がいい人との関係は続けたほうがいい。
困ったとき、離婚したときに、気にかけて助けてくれるのはこの人たちだよ。
—アメリカ、58歳
10. 夫婦はチーム
いいときも悪いときも、結婚はチームプレイで成り立っている。
私は若くして結婚したけど、相手の都合であちこち移住しまくったせいで嫌になり、最後は離婚することに。
個別では動けないチームプレイだとわかっていなかったから、こうなったのかな…。
—アリゾナ州、38歳
11. 相手を思いやれるかどうか
愛といえばそれまでだけど、相手のことを思いやれるかどうかが重要。
相手のために何かをしてあげたいと思えるか。結婚は仕事じゃないけど、働きかけないと続かないものではある。
個人的な話だけど、離婚に至る前、7年間も関係をいいものに変えようと、本を読んだり、講演をきいたり、人にアドバイスを受けたり、セックスに関する勉強までしたけどダメだった。自分の独りよがりだった。
彼女にカップルカウンセリングを受けようと提案し、嫌だと言われたことで、彼女が僕らの関係を人に知られること、壊れてしまうことを恐れていることがわかった。
2人の関係を続けるためには、僕ひとりではなくて2人で努力する必要があると説得した。説得しながら、僕自身もひとりでいくら努力してもダメなことを痛感した。
ちなみに、もめている時に家族を巻き込むのもダメ。家族は結局自分の子の味方になるので、片側だけのアドバイスになってしまいがち。
—フロリダ州、40歳