夏にぴったりな英語の勉強法:英語版Wikipediaの怖いページまとめ
「悪魔の棲む家」、「チャイルド・プレイ」、「死霊館」などホラー映画のもとになったエピソードも。夜一人で読まないほうがいいよ! いや、昼間でもやめときな!
1. エクソシストのモデルになった「ローランド・ドゥの悪魔払い」(The Exorcism of Roland Doe)

1949年、メリーランド州に住む13歳の少年ローランド・ドゥが他界した叔母と話をしようと降霊術遊びをしたところ、悪魔に取り憑かれてしまった。
挙動や言動がおかしくなり、体には「Demon(悪魔)」「Hell(地獄)」の文字が浮かび上がり、部屋にあった物が宙に浮かぶことも。
ローランドは自身の声とは違う声色で話し、時にラテン語を話すこともあったという。映画『エクソシスト』のモデルにもなった。
2. 3メートルの心霊写真「ニュービー教会の亡霊」(The Spectre of Newby Church)

サウス・ヨークシャーにある教会前で撮影された有名な心霊写真。
撮影時はそこに何もなかったが、現像したところこれが写っていたという。
ハンセン病の顔傷を隠すために布をかぶった16世紀の修道士だという声もあるが、身長が3メートル近くあるためそれは考えにくい。
3. 映画ポゼッションのモデルになった「ディブクの箱」(The dybbuk box)

Dybbuk(ディブク)と呼ばれるユダヤ系の悪魔に呪われたキャビネット。
2004年にケビン・マンニスという男性がeBayに出品。
キャビネットの中に奇妙なモノを見つけたケビンは、その後、髪の毛が抜け落ちていった。映画「ポゼッション」のもとになっている。
4. 悪魔の棲む家のモデルになった「アミティビルの恐怖」(The Amityville Horror)

1970年代、ニューヨーク州アミティビルにマイホームを購入したラッツ一家。この家ではその3年前、残虐な殺人事件が起きていた。
家の中で次々起きる奇妙な現象…。写真はラッツ一家が退去した数ヶ月後にメディアが撮影したもの。現像後、謎の少年が写っていることが発覚。
『悪魔の棲む家』のモデルになった家。日本語ページはこちら。
5. 浮かび上がる女性のシルエット「レイナム・ホールの茶色の夫人」(The Brown Lady of Raynham Hall)

レイナム・ホールは、イギリス、ノーフォークにある家。
1726年に亡くなったドロシー・ワルポールによって呪われたと言われている。
1936年、雑誌Country Lifeの写真家2人がこの家で撮影中、煙のような女性が浮かび上がったところを撮影。有名な心霊写真となった。
6. 呪いの人形「アナベル」(Annabelle)

1970年、看護学校に通うドナは、自分の持つ人形の様子がおかしいことに気づいた。部屋の中を動き回り、ドナにメモを残し、ルームメイトを殺そうとしたのだ。
オカルト専門家のウォーレン夫婦に連絡したところ、この人形は呪われていることがわかったという。
人形は、現在ウォーレン夫妻のオカルト博物館に展示されている。映画『アナベル 死霊博物館』のモデルとなった。
7. イギリスで最も呪われた家「ボーリー牧師館」(Borley Rectory)


1863年から1939年で火事で焼け落ちるまで、イギリスで最も呪われた家と言われた場所。
数多くの幽霊目撃証言がでた。また、ここから若い女性の頭蓋骨が発見されたことも。日本語ページはこちら。
8. 家に取り憑いた男「エンフィールドのポルターガイスト」(The Enfield Poltergeist)

1970年代、ハグソン一家は家にビルという名前の男の霊が取り憑いていることに気づいた。ビルはこの家で亡くなった人物。
娘2人は、就寝中にベッドから落ちることがよくあったというが、これはビルの仕業。写真は調査の際に撮影されたもので、娘の体がベッドから浮かび上がっている。
ビルとして低い声で話す娘たちの動画も残されている。日本語ページはこちら。
9. 魔女の呪い「ベル・ウィッチ」(The Bell Witch)

1800年代、テネシー州に住むベル一家を呪った魔女。家族の髪をひっぱったり、叩いたり、ときに娘にピンをさしたりした。
また、訪れた人を会話することもあったという。
10. 飛行機事故で死んだ男「モントローズの亡霊」(The "Montrose Ghost")

1913年、アイルランドの航空隊員デスモンド・アーサーが飛行中に事故で死亡。以来、基地には彼の霊がでるという。
1940年には、基地の上を飛ぶ謎の飛行機が目撃されており、アーサーの仕業という声もある。
11. 白いドレスでたたずむ「蘇ったメアリー」(Resurrection Mary)

1930年以降、イリノイ州のジャスティス北西部を車で通りかかった男性たちは、クラシックな白いドレスに身を包んだ女性のヒッチハイカーを見るようになった。
車にのせると、必ずレスレクション墓地の近くでおり、その後消えてしまったという。
12. 蘇るシミ「ベルメスの顔」(The Bélmez Faces)

1971年、スペインのペレイラ一家の家の床に現れた顔のようなシミ。
何度掃除をしても、再び浮かび上がるという。
調査の結果、コンクリの床に焼き付いているシミであり、すでに死亡した家の前の持ち主の顔だと判明。
日本語ページはこちら。
13. ベルサイユ宮殿で起きた事件「トリアノンの幽霊」(The Ghosts of the Petit Trianon)


1901年8月10日、2人の女性がベルサイユ宮殿を訪れた。
庭を通り抜けた際、不思議な感覚におそわれた。その後、時代映画のような服を着た人々を見たが、それはまるで絵のように現実感がなく平面的な世界だったという。
庭に座る得体の知れない異形の何かも見たが、怖くて近寄れなかった。
2人は幽霊をみたか、一瞬タイムスリップしたかと言われている。日本語ページはこちら。
14. 箱がもたらす奇妙な現象「ブラウンズビル通りの悪魔」(The Demon of Brownsville Road)

1988年、ペンシルベニア州ブレントウッドで家を購入したクランマー一家は売り手の様子がおかしかったことが気になったという。
後日、家の前に埋められたキリスト教の箱を発見。
売り手に連絡すると、今すぐ戻しておけと言われた。その後、家では奇妙な現象が起きた。
15. 異世界からの使者?「毛深い手」(Hairy Hands)


イギリス ダートムーアの路上でみられる怪奇現象。何やら毛むくじゃらの手が事故を引き起こそうとするらしい。
1921年、ある陸軍隊員がここを運転していたところ、見えない手にタイヤを掴まれ事故を起こしそうになったという証言がある。
16. チャイルド・プレイのモデルになった「ロバート」(Robert)

1906年、まだ幼かったロバート・オットは、ブードゥー教信者でバハマ人の使用人からこの人形をもらった。
夜、ロバートの両親は、ロバートが人形に話しかけると、それに受け答えする人形の声を聞いたという。
『チャイルド・プレイ』のチャッキーのモデルになった人形。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan