保守的な町を離れて、劇的チェンジ! 自分の「本当の性」を受け入れた人々のビフォーアフター
自分の住んでいた町を出て、本当の自分を思うままに表現できるようになった経験を共有するTiktok動画がトレンドになっています。
アメリカ・ルイジアナ州に住む教師/作家のジェイ・バーレイさん(24)は、12歳の頃から自分がクィア(性的マイノリティ)だとを知っていました。
しかし、保守的なカトリック系信者の多い小さな町で育った彼女には、本当の自分を出すという選択肢がほとんどありませんでした。
ジェイさんはBuzzFeedの取材に対し、自分の葛藤をこう話しています。「幼いころから、住んでいる町の社会的規範から外れた多くの信念を持っていることはわかっていました」
「しかし、町の人々と違った信念を持つ自分が感じている以上に、批判されたり、敬遠されたりすることを恐れて、いつも静かにしていました」
しかしジェイさんは、大学に進学してから自分の本当の姿を受け入れるようになりました。
「ようやく自由な考えや信念に心を開き、自分のセクシュアリティを探求できました」
「学び、成長できたおかげで、自分にとって何が正しく、何が間違っているのかがわかるようになりました」
「22歳になるまで、家族にはカミングアウトしませんでした」

保守的な町にいた頃のジェイさん(左)と現在(右)。
「カミングアウト後は自分の性が流動的だと受け入れられて、日々学び、社会正義や人権のために戦い続けています」

保守的な町にいた頃の@cherryemojigirlさん(左)と現在(右)。
@cherryemojigirlさんの動画のナレーションを使って、約1000人が同じような動画を投稿しています。

保守的な町にいた頃の@masondenverrさん(左)と現在(右)。

保守的な町にいた頃の@myakateeさん(左)と現在(右)。
「劇的にチェンジしたのって、私だけ?オッケー。まあいっか」
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LGBTQをはじめとする性的マイノリティの存在を社会に広め、“性”と“生”の多様性を祝福するイベント「東京レインボープライド」。BuzzFeed Japanは2021年4月23日(金)〜5月1日(土)にかけて、性的マイノリティに焦点をあてたコンテンツを集中的に発信する特集を実施します。
特集期間中、Twitterではハッシュタグ「#待ってろ未来の私たち」を使って、同性婚やパートナーシップ制度などのトピックをはじめ、家族のかたちに関する記事や動画コンテンツを発信します。
同性婚の実現を求めて全国のカップルが国を訴えた裁判や、各地でのパートナーシップ制度の広がりなど、少しずつ社会が変わり始めている今だからこそ、「より良い未来に生きる私たち」に向けて、「2021年の私たち」からのメッセージを届けます。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:アシュウェル英玲奈