「なぜその選曲?」人気歌手のパフォーマンスが物議→曲を歌った本当の理由は…

    歌手デミ・ロヴァートが、アメリカ心臓協会主催のコンサートに出席。心臓発作を経験した人たちも招待された同イベントで、シングル『Heart Attack(心臓発作)』を披露し、物議を呼んでいます。

    歌手デミ・ロヴァートが、アメリカ心臓協会主催のコンサート『Go Red for Women Red Dress Collection Concert』に出席し、パフォーマンスを披露しました。

    アメリカ心臓協会は、心血管疾患や脳卒中による後遺症や死亡ケースを減らすため、医学研究に資金を提供する非営利団体です。

    同団体はその年の功績をたたえ、心血管疾患に対する認識を高めるために、毎年イベントを行っています。

    今回、デミが出席したコンサートには、過去に心臓発作を経験した人たちも招待されました。

    デミは、2013年発売のシングル『Heart Attack(心臓発作)』を披露。SNSでは、同曲が「心血管疾患への認知」をテーマにしたイベントにふさわしくないと、疑問視する声が寄せられています。

    パフォーマンスの様子がこちら👇

    Demi Lovato singing 'Heart Attack' at an event for women with cardiovascular problems 💀💀GOOD BYE. pic.twitter.com/mn9LKguBdV

    — anwar 🩸 ⵃⴰⵎⵣⴰ (@thevenenoo) February 2, 2024
    Twitter: @thevenenoo

    💬「アメリカ心臓協会のイベントで、デミ・ロヴァートが『Heart Attack』を歌った。ありえない」

    💬「デミ・ロヴァートが心臓発作を経験した人たちの前で『Heart Attack』を歌ったってどういうこと!?」

    2018年、自身も心臓発作を経験したデミ。パフォーマンスの前に行ったスピーチで、選曲の理由をこう説明しています。

    「次の曲は、恋に落ちるときや失恋するとき、自分自身をさらけ出し、リスクを負って何かに挑戦する…。そんな強い感情を表現した歌です」 

    「この曲は、私のこれまでの人生そのものです。心とハート、そして体とのつながりがどれほど強いかということを、私を含め、会場にいるみなさんに改めて知ってほしいです」 

    また、選曲を疑問視する声に対して、デミの代理人はこう反論しています。

    「デミは心(メンタルヘルス)とハート(心臓)のつながりについて話したんです」

    「会場にいた女性たちを擁護、応援するためにデミはイベントに参加しました。それは慎重に扱わなければいけない瞬間でした」

    「デミがなぜその曲を選んだのかについて、すばらしいスピーチを送りました。メンタルヘルスと心臓のつながりについて、観客に向かって語りかける姿は、すてきな姿でした」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:久保舞菜美