性的暴行やセクハラのニュースがメディアにあふれる中で、BuzzFeedは、サバイバーのみなさんがどう対処してきたのかについて、読者に意見を募った。
ハリウッドの映画プロデューサー、ハーヴェイ・ワインスタインのセクハラ疑惑について報道が相次ぎ、ソーシャルメディアでは自らの性的暴行やセクハラ体験を告白する人が続出している。そんな今こそ、サバイバーは、自分のメンタルヘルスに対処する必要があるのではないだろうか。以下では、読者から寄せられた役に立つ対処法を紹介しよう。
注意:以下は、専門的なアドバイスというわけではない。ただ、こうした方法が役に立った人がいるし、あなたにも効果があるかもしれない。自分に最も適した対処法を見つける際には、ぜひ専門家に相談してほしい。
1. 楽しげな画像やサイトなどをブックマークし、ニュースから即座に意識をそらせるようにしておく。
2. 心の準備ができていないなら、「自分の体験を共有しなければならない」と思わなくていい。
3. 強くてかっこいい主人公が復讐を遂げる映画やホラー映画を見る。心の浄化に役立ちそうなものなら何でもいい。
4. 陳腐だけど超ロマンティックで楽しくなれる本を読み、そうした映画を観ると、この世も捨てたもんじゃないと思える。
5. キックボクシングで怒りを発散する。
6. 思い出すきっかけを完全に遮断できる状態をつくる。例えば、自分の意に反して誰かに触られた記憶がよみがえった時には、毛布を体に巻きつけたりする。
7. 無理に平気な顔をしようとしない。そうではなく、自分の感情をちゃんと感じよう。
8. 自分を大切にするためのアプリをダウンロードする。
9. 感謝している事柄を書き出して、心を落ち着かせる。
10. ペットをかわいがる。
11. 絵を描いたり、彫刻をしたり、心が慰められるような創作活動をする。
12. セラピーを休まない。またはセラピーを始める。
13. ダンスを習う。
14. 強くてかっこいい人を見習ったり、力を与えてくれるポエトリー・スラム(詩の朗読競技会)に出かけたりする。
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「ポエトリー・スラムで、自らの強さを見出していく女性の詩を聴くのが大好き」
15. 大切な人に助けを求める。
16. いやなことを思い出す心配をしなくていい「安心な隠れ場所」を、意外なところで探す。
17. 忙しく過ごすこと。友だちと約束し、趣味を見つけ、なんやかやと理由をつけて外に出る。
18. 自分と向き合う時間を作る。
19. 心が落ち着く料理を作る。
20. サポートグループを見つける。あるいは仲間を見つける。
21. しばらくはニュースを避ける。
すぐにでも相談したい人は、性暴力被害ワンストップ支援センターや、性犯罪被害相談電話全国共通番号「#8103(ハートさん)」へ。
注意:読者からの投稿は、わかりやすく短くするため編集されています。