とある大学の学食にあった謎メニュー「宇宙麺」とは…? 意外な正体に「知らなかった」「食べてみたい」の声。名古屋の人ならわかるかも?

    名古屋や関西地方では定番のメニューです。

    大阪芸術大学の学生食堂で見つけた「宇宙麺」なる謎のメニュー……。

    SNSでは、「知らなかった」「名古屋では定番メニューだよ」などと反響を呼び、約1万9000件の“いいね”を集めるほど話題になっています。

    うどんに稲荷寿司、えび天ぷら、野菜が添えられています。

    話題になっている写真は、2月20日にシナリオライターの真弓創さん(@nofun1978)が投稿したもの。大阪芸術大学を訪問したときに撮影した「宇宙麺」なる学食メニューです。

    宇宙と麺……まるでイメージがわかない謎すぎるメニュー。試しに注文してみると、出てきたのはどんぶりに盛られたどこにでもありそうな麺料理でした。わけがわからないよ……!

    大芸の学食に行ったら、宇宙麺なるメニューがあった。注文して出てきたのがこちら。「すみません、これはどの辺が宇宙なんですか」と尋ねたらおばちゃんは笑って「ウドンと中華麺が半々で入ってるから」と。そ、そう来たか〜。宇宙猫の顔になる480円でした。 pic.twitter.com/dFWWGjrFpW

    — 真弓創 (@nofun1978) February 20, 2024
    Twitter: @nofun1978

    正体が気になった真弓さんが「すみません、これはどの辺が宇宙なんですか」と、食堂のおばちゃんに聞いてみたところ「ウドンと中華麺が半々で入ってるから」と笑いながら教えてくれたそうです。

    つまり、宇宙麺の「宇」はうどんの「う」、「宙」は中華麺の「中」をそれぞれもじっていたのでした。

    この回答に真弓さんは「そ、そう来たか~」と、“宇宙猫”(宇宙を背景に猫ちゃんが怪訝な顔をするネットミーム)のような顔になってしまったそうです。その発想は無かった……。

    実は名古屋では定番メニュー

    全国的にはあまり馴染みのない「宇宙麺」ですが、実は名古屋ではローカルチェーン店の「長命うどん」では“う中”として提供されている定番メニュー。そのため、中部地方から関西在住の人からは「えー! 知らないの?」と、実はローカルだったことに驚く反応も。

    うどんが入った丼の広告写真で、まわりには「うどん」の文字と「讃岐うどん No.1」というマークがあります。

    「うどんとラーメン、どっちも食べたい」という欲張りな人にぴったりなメニューで、このほかにも蕎麦を組み合わせた「うそ(うどんとそば)」など、いくつかのバリエーションも存在します。

    ある種のご当地メニューと言える存在ゆえに、Xでは知らなかったという反応を中心に多く寄せられ、

    💬「名古屋の長命うどん定番メニューだが、全国ではうちゅうを知ってる人はほぼいないんだなぁ」

    💬「地元のちゃんぽん(うどんとそばが混ざってるやつ)に新たなライバルが……」

    💬「朝から思わずフキました🤣💨うどんと中華麺両方食べられるし、トッピングも豪華✨肉と海老天🤣!」

    など盛り上がりを見せていました。

    食券にもしっかりと「宇宙麺」と表記

    また、また、アニメ演出家で、大阪芸術大学の教員でもある金澤洪充さん(@_sumi_xx)は、食券の写真を投稿し「お腹いっぱいになるよ」と補足。

    うちの学校の第一食堂のメニュー、宇宙麺はお腹いっぱいになるよ。 pic.twitter.com/gKMgGLsKMu

    — 金澤洪充@カナザワヒロミツ (@_sumi_xx) February 20, 2024
    Twitter: @_sumi_xx / Via Twitter: @_sumi_xx
    駐車券に記載された日付、時刻、料金と番号が写っています。
    麺と具材が盛り付けられたうどんの写真です。

    おお……食券にもしっかりと「宇宙麺」と書かれています。味は想像できますが、この楽しい発想のメニューは一度食べてみたいかも……!!