知ってる？ 食パンが短時間でサックサクに仕上がる裏ワザ→ポイントは「もっとも短時間で高温になる」アレを使うこと！

魚焼きグリルで食パンを焼くと、トースターよりも時短＆サクサクにできるというライフハックがSNSで話題に。片面焼きグリルと両面焼きグリル、両方を試して比較してみました。

食パンをトーストするときに、トースターではなく「魚焼きグリル」を使って焼くとサクサクでおいしくなる――というライフハックがSNSで話題になっています。

魚焼きグリルを使った場合、トースターに比べて早く焼けるだけでなく、よりカリッと＆サクサクした食感になるとのこと。実はこれ、東京ガスも公式Webサイトで紹介しているなど、一部では以前からよく知られている方法なのだそうです。

実際、魚焼きグリルで焼いたトーストはおいしいのか、編集部でも試してみました。

魚焼きグリルは「もっとも短時間で高温になる」

コンロの魚焼きグリルのイメージ画像（Getty Images）

東京ガスの情報サイト「ウチコト」によると、ガスコンロのグリルは「もっとも短時間で高温になる」家庭の調理器具。

そのため、食パンをおいしく焼くうえで大切な「高温で短時間で焼く」というポイントが、魚焼きグリルだと簡単に再現できるんだそうです。

表面は「放射熱」によってサクサクで香ばしく、中は「対流熱」でふっくら食感に仕上がります。

片面焼きタイプは途中で裏返す

東京ガス「ウチコト」より / Via tg-uchi.jp

「ウチコト」が紹介する注意点は以下の5つ。

①最初は焼き加減を見ながら時間を調節する。

②片面焼きタイプの場合は、途中で食パンを裏返す。

③パンが厚くなるほど上火バーナーに近くなるので、焼き時間を短く設定する。

④連続で焼く場合、2回目以降は焼き時間を短く設定する。

⑤グリル用のプレートを使うとさらにきれい＆簡単に焼ける。

これらの注意点に沿って、BuzzFeed編集部もライフハックを試してみました。

まずは片面焼きタイプのグリルで

BuzzFeed編集部

片面焼きタイプの魚焼きグリルに、冷凍していた2枚の食パンをセット。

グリルの受け皿には、水を少しだけ入れています。

ひっくり返すとキレイな焼き目が

BuzzFeed編集部

2分半ほど経った頃に、食パンを裏返しました。内側の白い部分（内相）には、キレイな茶色の焼き目がついています。

さらにこれから2分半くらい加熱していきます。

こんがり焼き目がおいしそう！

BuzzFeed編集部

両面にキレイな焼き目がついたところで完成です！ 自宅の魚焼きグリルは中がちょっと見づらく、ひっくり返した後はやや焼きすぎてしまいました。

冷凍した状態からスタートし、焼き時間は計5分ほど。普段のトースターを使うよりも少しだけ時短になりました。

食べてみると魚の風味もなく、ふっくらもっちりしていておいしい！

ただ、今回は片面焼きタイプを使用したために途中で食パンをひっくり返さなければならず、少しだけ手間に感じました。

せっかくなので別の編集部スタッフにお願いして、両面焼きタイプの魚焼きグリルで試してもらいました。

次は両面焼きタイプでチャレンジ

BuzzFeed編集部

両面焼きタイプの魚焼きグリルに、食パンを1枚セット。

こちらは冷凍ではなく、常温保存していた食パンを焼いています。予熱もしていません。

おもて面は全体的に焼き目が

BuzzFeed編集部

「強」モードで3分ほど焼いていくと、おもて面全体にこんがりした焼き目がつきました。

両面焼きならひっくり返す必要もないのでこれで完成です！

裏面は焼き目がつかず……

BuzzFeed編集部

裏面の焼き色を確かめてみると、一直線な焼き目が上部と下部に1本ずつついていました。

食感について聞くと、こちらもふっくらもっちり、おいしく焼けていたとのことでした。

また、試しに「弱」モードでも試してみたところ非常に時間がかかったので、焼くときは「強」モードがおすすめだそうです。

両面焼きは便利だけど、片面焼きは少しだけ面倒

こうして比べてみると、両面焼きタイプではパンを裏返す手間もなく簡単に焼けますが、片面焼きタイプでは途中でパンを裏返す必要があり、その分時間もかかるためやや面倒に感じました。

また、魚のニオイが食パンにつかないか心配でしたが、そんなことはありませんでした。

というのも、食パンの表面から放出される水蒸気の流れのおかげで、加熱中は食べ物にニオイがつくことはないのだそうです。ただし火を止めた後も食パンをグリル内に放置してしまうと、ニオイが移ってしまうようです。

簡単に素早くサクサクなトーストが焼けちゃうライフハック。気になった方はぜひ試してみてくださいね！