コミケの略称で知られる大型同人誌即売会「コミックマーケット」が、「永きにわたる献血功労」により、日本赤十字社から金色有功章を受賞したことが11月21日に明らかになりました。
10月26日に開催された「令和5年度・東京都赤十字大会」で、コミケを主催するコミックマーケット準備会の共同代表の安田かほるさんが、日本赤十字社名誉副総裁の常陸宮妃華子殿下より盾を贈呈されました。
コミケは1997年より東京都赤十字血液センターに協力。冬の会期に合わせて、会場の東京ビッグサイト周辺や東京臨海広域防災公園にて、コミケ参加者を中心に献血への協力を呼びかけてきました。
2011年の「コミックマーケット81」からは出店企業とも協力し、献血した参加者にポスターなどをプレゼントする「献血応援イベント」を夏と冬の年2回開催しています。
東京都赤十字血液センターによると、コミケが開催されるお盆や年末年始は血液が不足しやすく、「献血応援イベント」が若者の献血体験を掘り起こしているとして、コミケの献血への呼びかけが社会貢献につながっているようです。
2020年に開催されたコミックマーケット97では、4日間の「献血応援イベント」だけで1864人もの参加者が献血に協力したと、コミックマーケット準備会が発表しています。
「参加者の皆さんと分かち合いたく……」
「嬉しい限り」「歴戦の戦士のみなさんすごい」ネット上で反響集まる
25年以上にわたって献血への呼びかけを行なってきたコミケ。コミケ参加者や献血経験者などから、たくさんの反響が寄せられました。
💬「コミケで献血をした身として嬉しい限りです」
💬「常連としても、コミケ献血経験者としても嬉しいです!!」
💬「歴戦の戦士のみなさんは、すごい」
💬「ほぼ毎年コミケに行きますが、献血車の前にたくさん並んでるのを見るのは本当にコミケだけなので、すごいなと思います」