「初めて性的に不適切な発言を受けたのは?」女性たちの回答が衝撃的。でも、これが日常茶飯事なんです

    「50代くらいの男が歩いてきて、すれ違ったと思ったら、また戻ってきてこう言いました。『いいケツだ。灰皿に使いたいぜ』って」

    警告:この記事には、セクシュアルハラスメントに該当する言動が含まれています。

    多くの女性が、幼少期から性の対象として見られています。残念ながら、これは過言ではありません。

    ネット掲示板Redditであるユーザーが質問を投げかけました。「女の子、女性に質問。性的に不適切な発言を初めて受けたのは、あなたが何歳のときだった?」

    「そのときあなたはどう反応した? そしてその出来事は、あなたの自己評価や行動にどんな影響を与えた?」

    スレッドに、続々と書き込みがありました。

    初めて不適切な言葉をかけられた経験、いちばん困惑した経験を、多くの女性がシェアしています。こちらで紹介するのはその一部に過ぎません。

    道端で、街中で突然、性的に不適切な発言を受ける。このようなことがいかに日常茶飯事で、蔓延し続けているか見てみましょう。

    1. 「9歳か10歳のとき、新しいビキニを着てビーチに行きました」

    「キラキラで人魚みたいに見える水着だったので、私はとってもハッピーでした。スカートがついていて、それがひらひらするのが好きで、私はクルクルと回っていました」

    「するとある見知らぬ男から『ねえ、もう1回やってよ』と言われました。私が回ると男は口笛を吹き、『いい脚してるね』というような発言をしました」

    「ものすごく困惑して、恥ずかしかったことを覚えています。両親が大騒ぎして、兄弟のビーチデーを私のせいで台なしにしたくなかったから、誰にも言いませんでした」

    「その水着を人前で着ることは、二度とありませんでした」

    —u/gentlybeepingheart

    2. 「12歳でした。スーパーで知らない人に『オッパイが大きくなってきて嬉しいか』と言われました」

    —u/Cassandra_Canmore

    3. 「13歳でした。バス停でバナナを食べていました。すると40~50歳くらいの男が私のところへ来て、『そいつを口に咥えているのはいい眺めだ』って」

    「ものすごくむかついたので、『キモ』って言い返したら、むっとしたみたいで去っていきました」

    —u/DockIIIIIII

    4. 「12歳くらいでした。生理中で、見た目も気分も最悪で、お店から家へ向かって歩いていました」

    「ジーンズにぶかぶかのTシャツを着ていました。そしたら、車に乗っていた20代後半くらいの男性何人かが、クラクションを鳴らし、窓から身を乗り出して、私に冷やかしの声をかけてきました」

    「私は無視しました。それでも引き返してきたり、ゆっくりと追い抜いたりしたりして、私のことをセクシーだと言い続けていました」

    「『ああ、どうしよう。みんなこうやって誘拐されるんだ。向こうは4人でこっちは1人。走っても、あまり遠くまでは逃げられない』そんなことを考えながら、私は歩を早めました」

    「結局、男たちは飽きたようで、走り去りました。ほとんど走って家に帰りました。他にも似たような経験をしましたが、この出来事が最初に頭に思い浮かびました」

    —u/indigoshaman

    5. 「7歳でした。私は綺麗なワンピースを着て、クルクル回っていました」

    「7歳でお気に入りのワンピースを着ていたら、やらずにいられませんよね」

    「おじの友人(50代)がそこにいて、私のパンツが見えるからもう1回まわれと言ったんです」

    「ものすごくむかついて、怖かったのを覚えています。ママに言ったら、ママは激怒しました。私たちはその場を後にして、私はその男に近づかないようにと言われました」

    「あのワンピースを着るたびに、あのときどんな気持ちがしたのか思い出します。あの出来事は多少なりとも、間違いなく私から無邪気さを奪いました」

    —u/seeseecinnamon

    6. 「12歳のとき、フローズンドリンクのようなものを買おうと、友だちふたりとお店に向かって歩いていました」

    「大人の男たちのグループのそばを通り過ぎたとき、全員が私たちのことをじっと見ていることに気がつきました」

    「私たちが通り過ぎると、ひとりの男が大きな声で仲間にこう言ったんです。『あのブロンドのオッパイにぶちまけたい』って。12歳ですよ?」

    —u/Siegfriend_Von_Anal

    7. 「8歳でした。年下の従妹が三輪車に乗るのを手伝っていました」

    「私が従妹を持ち上げようと前のめりになったとき、自転車に乗っていた男が口笛を吹いて、『いいケツしてんな』と私に向かって叫びました」

    「パパがバットを持って、そいつを追っかけていきました」

    —u/princesspotato92

    8. 「15歳でした。親友とそのお母さんと一緒に街を歩いていました」

    「50代くらいの男が歩いてきて、すれ違ったと思ったら、また戻ってきてこう言いました。『いいケツだ。灰皿に使いたいぜ』って」

    「ショックで、怖くなりました。友だちのお母さんが、男と私の間に立ちはだかってくれて、怒鳴って追い払ってくれました」

    「その日はワンピースを着ていました。それから20年近く経ちますが、人前でワンピースを着ていると落ち着きません」

    —u/drayadoll

    9. 「12歳でした。1歳の弟の子守をしていて、弟を公園へ連れて行きました」

    「弟が私の息子だと勘違いした人がいて、『次は股を閉じておくように』と言われました」

    「どういう意味か、友だちに尋ねました。10代で親になると、公の場で恥ずかしい思いをさせられるのかと怖くなりました」

    —u/Peskypikachu

    10. 「9歳でした。ショートパンツをはいていたら、知らない男に『いい脚だ』と言われました」

    「それからすぐに、ショートパンツ、スカート、ワンピースを着るのが嫌いになりました」

    「現在21歳ですが、脚が出るときはいまだに人目が気になり、居心地が悪いです」

    —u/RESMoon

    11. 「12歳でした。引っ越しの準備をしていました」

    「トラックに積まれたマットレスによじ登ろうとしていたら、引っ越し業者の男が、『パンツが見えるぞ。かわいいパンツだな』と大声を出しました」

    「そのパンツは捨てました」

    —u/whiskey__throwaway

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    備考:内容は一部、読みやすさのために編集してあります。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:五十川勇気 / 編集:BuzzFeed Japan