遺体動画を投稿したYouTuberが、新たな動画を投稿。自殺防止を訴える内容に賛否両論

    自殺防止団体への100万ドル(約1億900万円)の寄付を約束し、動画は締めくられている。

    自殺者の遺体動画を投稿し批判を受け、動画投稿を控えていたYouTuberのローガン・ポール。1月24日(アメリカ現地時間)、自殺防止を訴える7分間の新たな動画を公開した。

    YouTubeでこの動画を見る

    youtube.com

    「自殺:明日もここにいて(Suicide: Be Here Tomorrow)」というタイトルがつけたれた動画の中で、ポールは自殺未遂経験者や自殺防止団体にインタビューしている。

    「過去から学ぶ時だ。僕が人間として改善し、成長することに繋がる」とポールは言う。

    自殺未遂の経験があるケビン・ハインズや、全米自殺防止ライフラインの理事を務めるジョン・ドレイパーに取材。ハインズは、過去にサンフランシスコのゴールデン・ゲート・ブリッジから飛び降り自殺を試みたという。

    「社会、そして人間として、私たちはもっと思いやりを持たなければいけません。私も含めてです」と言い、ドレイパーから学んだという自殺を考えている人を救うための「5ステップ」を紹介している。

    自殺防止団体への100万ドル(約1億900万円)の寄付を約束し、動画は締めくられている。

    問題になった動画は、日本の青木ケ原樹海で撮影されており、自殺者の遺体が映されていた。昨年12月31日に「日本の自殺の森で死体を発見」というタイトルで公開され、24時間で630万回、再生された。

    コメント欄やTwitterは、ポールを評価する意見や、批判で溢れている。

    「過ちから学ぶということの完璧な例」と評価するツイートもあれば、

    Perfect example of learning from your mistakes. Fuck what anyone else says @LoganPaul truly has learned his lesson… https://t.co/9RV6FXUbz2

    「過ちから学ぶということの完璧な例。他の人の意見なんて気にすることない。ローガン・ポールは教訓を得たし、学んでいる。みんなが、彼から他に何を期待しているのかわからないけど、彼がフォロワーとの会話を再開してよかった」

    「2度目のチャンスを与えるべき」という声もある。

    You know what... Logan Paul just regained my respect after that video. Everyone deserves a second chance, this is n… https://t.co/Iu8FVRsmp2

    「あのビデオの後に失ったローガン・ポールへの敬意を取り戻した。みんな2度目のチャンスが与えられるべきだし、今こそが過ちを犯した時よりも成長してると証明する時だ」

    また、批判的なコメントも。

    logan paul really thinks he has ANY right to post a video about suicide awareness 22 days after he made a joke out of a deceased person

    「ローガン・ポールは自分に、自殺問題への意識を高めるビデオを投稿する権利がこれぽっちでもあると本当に思っているのか。亡くなった人をからかってから22日しか経っていないのに」

    YouTubeへ戻ってきて欲しくなかった人もいた。

    「投稿自粛を続けるべき」

    意見は割れているようだ。

    @PeitzJosh @danizaver @QueenNaeNaeS @RandomGirl18N @shookxdolans @mlambr21 @KOPJT @LoganPaul @DabForDolans He foole… https://t.co/YSKsuAxTNe

    「23歳で、ローガン・ポールのファンでもないけど、彼の動画は気に入ったし、これで彼は確かに埋め合わせしたした」というツイートに対し、「あなたもだまされたの?『ほら見て、寄付したし、この問題に関心があるってふりをした。だから、もう全部大丈夫だよね?』って言っているようなもの」という反応もあった。

    この記事は英語から翻訳されました。