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地震への備えは大丈夫?災害はいつ来るかわからないから…必ず準備してほしい4つのこと

いつ起こるか分からない大地震。自分や大切な人の命を守るために、非常用持ち出し袋のチェックリストで中身の点検、避難場所の確認など「今できる」4つのことをまとめました。

東日本大震災の発生から3月11日で10年。

災害はいつ発生するかわかりません。急な大地震の発生で、電気・水道・ガスが止まったり、避難生活を余儀なくされる可能性もあります。

自分や大切な人の命を守るために、今できる4つのことを紹介します。

1:どこに避難できるのか。調べて家族とも共有

平時から、自宅の周辺の避難場所・避難所を確認しておき、家族と情報を共有しましょう。

家族であらかじめ決めておけば、災害時に別々のところにいて電話やインターネットが通じなかったとしても、あとで落ち合うことができます。

津波が来た時には高台へ。どこへ避難できるか、確認しておきましょう。

また、現在は新型コロナウイルスの流行で「分散避難」が呼びかけられています。

学校や公民館などの指定避難所のほか、安全な場所にある知人・友人宅や宿泊施設に避難することも選択肢のひとつです。

2:ハザードマップで自宅周辺をチェック

自分が住んでいる市町村の「ハザードマップ」を見たことはありますか?

ハザードマップとは、津波や高潮などが発生した際の被害想定を、色分けして分かりやすく記した地図のことです。

自宅がどの程度の浸水被害に遭うか、危険性を知っておけば、あらかじめ備えることができます。

ハザードマップは自治体が配布しており、市や区のウェブサイトで公開されています。自治体によっては、多言語版もあります。

国土交通省が運営する「ハザードマップポータルサイト」では、各地のハザードマップを閲覧できるほか、様々な災害のハザードマップを重ねて見ることもできます。

3:非常用持ち出し袋の中身、全部揃ってる?

いざという時に持ち出せるように、日頃から揃えておきたいのか「非常用持ち出し袋」。

「持ち出し袋そのものが、まだ自宅にない」という人は、ぜひこの機会に用意してください。使っていないリュックサックなどに少しずつ物を入れていけば、無理なく準備ができます。

「持ち出し袋はあるけど、必要なものは揃っているかな?」

そんな人は、このチェックリストで確認してみてください。

女性の場合は生理用品、赤ちゃんがいる家庭は紙おむつや液体ミルクなど、各自が必要なものを考えて準備しておきましょう。

4:自宅に備える「ローリングストック」とは

非常用持ち出し袋とは別に、自宅に3日分以上の水や食料を備えておくことも大切です。

公的な支援物資がすぐに届かなかったり、自宅に閉じ込められたりした場合の備えです。

消費期限などを定期的にチェックし、期限の前に食べ、食べた分を新しく買い足して備蓄しておくことを「ローリングストック」といいます。

政府が呼びかけている、水・食料の備蓄の目安は以下の通りです。

飲料水:1日1人3リットルを目安に、家族の人数の3日分を用意。可能なら1週間分、備えましょう。飲料水に加えて、生活用水などの備えも必要です。

食料品:最低3日の食料×家族の人数分が目安。大規模災害発生時に備えるには、自宅に1週間分の備蓄を。中身は、アルファ米などのごはん、缶詰、ビスケット、乾麺、チョコレートなど。


出典:首相官邸「災害に対するご家庭での備え〜これだけは準備しておこう!〜」、国土交通省「身につく防災

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