映画だけでは伝わらない!タイタニック号沈没事故に関する18の真実

    レオナルド・ディカプリオ主演の名作映画『タイタニック』。映画のモチーフとなった実際の沈没事故も、かなり壮大なストーリーでした。

    1. タイタニック号の沈没事故では、乗客の半分以上が亡くなっている。

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    タイタニック号が氷山に衝突したときには2,224人が乗っていたが、1,500人以上が命を落とした。これは、船に乗っていた全乗客の約67%だ。

    2. 海底に沈んだタイタニック号の残骸は、2030年までにほとんどが消失すると言われている。

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    海中には、沈没したタイタニック号の残骸の鉄を食べる微生物がいる。このままだとタイタニック号の残骸は粉にまで分解され、最終的には海流によって運ばれてしまうらしい。

    3. タイタニック号の悲劇に関する最初の映画は、沈没事故と同じ年の1912年に制作された。この映画は『Saved From the Titanic(原題)』というタイトルで、実際にタイタニック号に乗って生還した人物の1人が出演していた。

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    当時無声映画のスターだったドロシー・ギブソンは、タイタニック号の事故から生還した。その後恋人のジュール・ブリュラトゥールと映画を制作。撮影中は、事故当時と同じ服を着ていた。しかし、自分が生き残った罪悪感のために精神的に不安定になることもあったそうだ。

    4. またドイツも、第二次世界大戦中の1943年にタイタニック の映画を制作した。この映画は、アメリカとイギリスの資本主義に対するプロパガンダとしての役割を果たすことを意図しており、欲に目がくらんで沈没したタイタニック号を非難する内容だった。

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    後にこの映画は、英米両国で上映禁止となった。

    5. 1986年の冷戦時の極秘任務の結果、沈没したタイタニック号の残骸が発見されることとなった。

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    1984年、海洋学者のロバート・バラードはアメリカ海軍と話し、タイタニック号を発見するために必要な技術への資金提供を求めた。→しかしアメリカ海軍はこの技術を使用して、沈没したアメリカ潜水艦のスレッシャー号、およびスコーピオン号を見つけることに関心を寄せていた。

    →バラードはアメリカ軍に同意し、時間が残ったらタイタニック号を捜索する約束をとりつけた。アメリカ軍は、バラードの試みが成功するとは予想していなかったため約束に応じたが、バラードはミッション終了までの残り12日でタイタニック号を発見してみせた。

    6. ファーストクラスに乗っていた子供で死亡したのは、1人だけだった。

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    この子どもの名前はロレイン・アリソン。沈没事故で死亡した時、アリソンはわずか2歳だった。

    アリソンの遺体はずっと発見されなかったが、1940年にヘレン・クレイマーという女性が、自分は長い間行方不明になっているアリソンだと主張した。クレイマーは1992年に死亡するまで主張を曲げなかったが、後のDNA分析により、彼女の主張は嘘だと判明した

    7. 海上には非常に多くの遺体があったため、最初に遺体を回収する船が送られた時には防腐液が不足した。結果、306人分の遺体しか陸まで回収することができなかった。

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    ケーブル修理船のマッケイ・ベネット号が、ノバスコシア州ハリファックスから遺体を回収するために出航した。この場所には今も多くの遺体が眠っている。

    8. 有名百貨店「メイシーズ」の共同所有者イシドール・ストラウスは、沈没したタイタニック号の乗客だった。彼と妻アイダは、離れ離れになることを拒否し、船上で一緒に亡くなった

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    この2人の様子は、ジェームズ・キャメロン監督作品『タイタニック』の未公開シーンで描かれている。

    9. 1986年には、海からタイタニック号を引き上げるために、18万トンの ワセリン で海を満たす計画があった。

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    それ以外にも、液体窒素でタイタニック号の残骸を凍らせて大きな氷山にし、海上に引き上げる計画などもあったらしい。

    10. タイタニック号に適応されていた安全規制は古いものだったため、用意されていた救命ボートは本来必要な数よりも少なかった。

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    タイタニック号の造船時、イギリス商務省は乗客の数ではなく船の重量に基づいて救命ボードの必要数を決めていた。これにより、タイタニック号にあった救命ボートは16隻だったが、実際には32隻必要だった。

    11. 裕福なグッゲンハイム家のベンジャミン・グッゲンハイムは、乗客のひとりだった。彼は、自分と従者たちが「紳士として沈む」ことができるよう、救命胴衣を脱いで自分の最も高級な服を着て死亡した。

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    またグッゲンハイムは、女性と子供たちが救命ボートに乗り込むのを助けたと言われている。

    12. ジェームズ・キャメロンの『タイタニック』では、船が沈んでいる間に楽団がデッキで演奏しているシーンがあるが、これは事実に基づいたものだ。

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    実際の楽団は、船が氷山に衝突し、乗客が救命ボートに乗り込むパニックの最中でも 2時間以上演奏を続けていた。

    この時、普段はファーストストクラスのラウンジでしか演奏しない、アップビートのラグタイムとワルツを演奏していたと言われている。

    13. ファーストクラスの乗客だったアン・エリザベス・アイシャムは、沈没が始まった時すでに救命ボートに乗っていた。しかし、愛犬を連れてくるために船に戻ることに決めた。そして愛犬と共に海の中で死亡した。

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    アイシャムは、愛犬を腕に抱きしめて凍死しているのが発見された。

    14. 1985年の潜水艦によるタイタニック号の調査では、船の残骸から完全な状態で残っている靴が多数発見された。

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    遺体は腐敗し、骨も脱灰されたが、靴だけが残ってしまったのだ。

    15. タイタニック号のエンジニアで生き残った人は一人もいない。

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    35人いたエンジニア全員が船に留まって最後まで船に電力を供給し続け、遭難信号を送信し、乗客のパニックを沈めた。

    16. タイタニック号が沈没してから約1か月後、 3人の遺体が乗った救命ボートが、事故が起こった場所から約480キロメートル離れた場所で発見された。

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    17. 乗客の司祭は、救命ボートに乗ることを拒否した。彼は他の人を優先的に救命ボートに乗せ、祈りを捧げたという。

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    この司祭は、ニューヨークでの弟の結婚式の司会をするため、最初からタイタニック号に乗っていた。彼の遺体は発見されていない。

    18. 2017年の研究により、タイタニック号の沈没の原因は氷山との衝突だけではないと提示された。

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    船の中で火災が続いていたことにより船が損傷しており、このことを船の建造会社が隠蔽していたことも原因ではないかと提示されている。

    この記事は英語から翻訳・編集しました。