あるアーティストがコンサートを"ズル休み"。その理由とは

    「私は持てるものすべてをもって母親業をやっているし、他のこともすべてこなしている」

    私の中で右に出る者はいないアーティスト、第1位はダントツでP!NK。2017年に発売されたアルバム『Beautiful Trauma』は世界62カ国で1位になる人気っぷり!

    そんなP!NKは、シドニーでのコンサートを体調不良でキャンセル。

    P!NKは8月2日、インスタグラムで長文を投稿し、反撃したよ。以下は、その全文です。

    こんなこと説明する必要はないけど、でもファンのみんなに敬意を表して、説明してみようと思う。

    今回のツアーは、細心の注意を払って計画したものだった。子どもにとってベストなことをしつつ、同時に、私の人生で最も身体的にキツイけど最も素晴らしいショーを、ベストな状態で上演しようと頑張った。今回のバイロンでの休みは、2017年から予定していたもの。ホテルの外に出て、冬から逃れて、子どもたちといくらかの時間を一緒に過ごすための機会としてね。

    今回のオーストラリア・ツアーで、私はすでに2度も体調を崩したけど(子どもたちも)、1回目の時はなんとか頑張れた。2回目の今回、寄生虫みたいなパパラッチたちがみんなに見せていないのは、バイロンで2日連続で2度診察を受けたこと。抗生物質、ステロイド、のど飴、鼻用スプレー、喉スプレー、追加のステロイド、インフルエンザ薬、夜中に叫ぶ赤ちゃん、それも毎晩泣き叫ぶ赤ちゃんのこと。そして赤ちゃんをママがお風呂に入れながら、一方で上の娘には大丈夫だからねって言い聞かせていたこと。

    あなたがどう思おうが構わない。それはあなたの権利だから。でも私はこれまで人生で一度だって、人を利用したことなんかない。一生懸命働いてお金を払って私のコンサートを見に来てくれる、そんな人たちを軽視して、自分だけばっくれるなんてことしたことない。これまで一度のツアーだって休んだことなかったし、キャンセルなしの素晴らしい記録だってある。

    私は持てるものすべてをもって母親業をやっているし、他のこともすべてこなしている。今回書かれたことは信じられないし、もっと素敵な世の中だったらいいのに、と心から思う。あなたが信じようが、信じまいが、私は、自分が出来る限りのことを自分のすべてを出し切って挑戦しています。

    この写真からは分からないのは、私が横になって水を飲んでいる一方で、友達が7歳児と一緒に遊ぼうとしてくれていること。その7歳児は、「なぜあの気味の悪い男たちは私たちを取り囲んで、あっちへ行ったりこっちへ来たりして、自分が動くたびに写真を撮るの?」って私に聞くの。

    私の体調が回復しようがしまいが、明日はみんなに会うよ。延期されたコンサートはリスケされる。前も言ったけど、この影響を受けてしまった、本物のファンのみんなには申し訳ないと思っている。これからはもっとよくなるから。

    私と同じで長いキャプションが苦手な人のために、彼女が言っていることをまとめてみました。

    彼女の誠実な言葉に、ファンや仲間たちは寄り添った。

    この記事は英語から翻訳されました。
    翻訳:松丸さとみ / 編集:BuzzFeed Japan