米フロリダ州スチュアートで12月6日、75歳の男が逮捕された。飼っている子犬を使って11歳の少女を自宅に誘い、自らの陰部を露出した疑いがある。
地元テレビ局WPTVによると、アルベルト・ヌニェス=アリアス容疑者は犬や猫、鳥など計28匹の動物を飼育しており、少女の家族に子犬を売っていた。その犬が逃げて容疑者の寝室にいるため、引き取りに来るよう少女を誘ったという。
容疑者は少女の肩を触るなどしたあとにズボンを脱ぎ、陰部を触るよう求めたが、少女は母親に呼ばれ現場から離れた。去り際に「もし誰かに話したら、お前の父親を殺す」と脅したと、マーティン郡保安官事務所のジョン・バデンシーク副保安官は明かす。
教会の集まりで少女がこの出来事を話し、スタッフが警察に通報して事件が発覚したという。
当局は、動物の飼育歴や近隣住民の証言などから、容疑者が過去にも同様の手口でわいせつ行為を繰り返していたとみている。バデンシーク副保安官は、会見で次のように語った。
「容疑者は子犬を使い、他の子どもたちもトレーラーに呼び寄せ、子犬と遊ばせていました。そこで行為に及んだ可能性があります」
「容疑者は14年間もこの近隣に住んでいます。もう成人している被害者もいるかもしれません」
当局は近隣住民に情報提供を求めている。
地元テレビ局WPBFによると、容疑者が飼育していた動物たちは保護されているが、シェルターの施設を圧迫しているという。