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ガシャポンの販売が始まってから、今年で45年。1983年発売の「キンケシ」から、近年「ガシャポン第5次ブーム」で人気の商品を並べてみました!
一世を風靡(ふうび)し、ガシャポンブームの火付け役となったキンケシ。バンダイによると、累計1.8億個を売り上げました。
今もレアアイテムが、ホビー店やオンラインショップで高値で取引されているのを見かけますよね。
キンケシの次に大流行したのがこのシリーズ。モビルスーツのころっとしたかわいいデザインが人気になりました。
キンケシとの大きな違いは、色がついてカラフルになったこと! ここから、ガシャポン商品の躍進が始まります。
第2次ブームが始まるきっかけとなったのが、このウルトラマンフィギュア。
フルカラーになり、フィギュアとしてのクオリティーがグッと上がっています。
1回分の価格も、100円から200円以上に値上がりしました。
PlayStation用ゲームソフト「どこでもいっしょ」が流行したのがこのあたり。
ネコのトロやカエルのリッキー、ウサギのジュンなどのキャラクターと交流し、言葉を教えてコミュニケーションを楽しむゲームです。
第2次ブームから第3次ブームにかけて、「どこでもいっしょ」のカプセルトイが多く発売されました。
色や模様、コスチュームなどが異なる、バラエティ豊かなカエルのキーホルダーです。
発売から1年半で、シリーズは第9弾までおよび、累計販売数は1000万個を超えました。
第1弾は、登校編、第一・二理科室編、音楽室編など、全8シリーズで展開。
その後もさまざまなシリーズが発売され、第3次ガシャポンブームの人気を支えました。
現役小学生ではなく、「懐かしさ」を覚える大人がターゲット。子どもも大人も楽しめるのがガシャポンの魅力ですよね!
こちらも復刻版が販売中です。
それまでのジオラマセットと違い、マスコットが固定されていないため自由な配置を楽しめるのがポイント。
たくさん集めれば、いろんなマスコットの組み合わせでピングーのおうちを拡張できますね。
カプセルそのものがイグルー(氷のドーム)になるのも、当時斬新なアイデアでした。
第3次ブームから登場したのが、この音が流れる「サウンドロップ」シリーズ。
キャラクターの声で、アニメの名台詞をいつでも堪能できます。
他にもポケットモンスターやスーパーマリオブラザーズなど、100を超えるシリーズが展開されています。
1996年に発売され、社会現象になった「たまごっち」が通信機能を備えて復活し、再び大旋風を巻き起こしたのがこの頃。
このストラップをたまごっちにつけている人、たくさんいたな〜。
PEZ(ペッツ)も懐かしいですが、このサンリオキャラのラインナップもグッとくる人が多いのでは?
左からモノクロブー、リラックマ、ももにゃんまん(にゃんにゃんにゃんこ)、まめゴマ、次の日ケロリ。私はドンピシャ世代です。懐かしい…。
2014年から「くじガシャポン」の設置が始まります。
ガシャポンから出てきたメダルと連動させて、抽選ゲームを楽しめます。
メダルは他のおもちゃとも連動が可能。たとえばこの妖怪メダルは、時計型のおもちゃにセットして遊べます。
妖怪ウォッチが社会的ブームになったため、妖怪メダルが代表作ですが、他にもメダル型のガシャポン商品が数多く発売されました。
第4次ブームあたりから、ちょっと笑える動物フィギュアやユーモアたっぷりの実験的な商品が増えてきた感じがします。
「猫背」もこの時期の代表作のひとつ。シャキンと座っているシークレットもかわいい…。
iPhoneのホームボタンを保護する、スマホのためのパンツです。
ハート柄やボクサーパンツなど、さまざまな種類のパンツで計6シリーズ展開されました。
iPhoneのホームボタンがなくなった今、幻の商品に…。と思いましたが、ジャック保護にも使えそうですね!
コップの淵にぶら下げるアイテムが流行していた中で、これはなかなか攻めた商品。
これ、本人を3Dスキャンして作られているそうです。窓に貼る「窓際の松崎しげる」も発売されています。
全長約9センチと、これまでと比べて大きなサイズの商品が販売できるようになったのは、カプセルがフィギュアの頭になるから!
カプセル自体を商品の1部にすることで、ガシャポン商品の幅も広がりました。カプセルがゴミにならないという利点もありますね。
「カプキャラ」は、ドラえもんだけで9シリーズ、他にもサンリオやディズニーのキャラクター、ポケモンなど、現在も多数展開されています。
日本テレビ系列の朝の情報番組「ZIP!」で、2016年から約3年放送されていたアニメ「朝だよ!貝社員」のキャラクターです。
貝を傾けると、貝社員がぴょろっと出てきます。
「カプキャラ」シリーズ同様、カプセルがそのまま使えるタイプ!
「デス・スター」型のカプセルが、モデルキットになっています。
プラモデルのディテールも、驚きの再現度。これで500円はお得かも。
「カプキャラ」シリーズの人気商品。
キャラクターがそのままカプセルになっていて、ふろしきやざっそうなど小さいキャラはカプセルの中に入っています。
手のひらにすとんと収まるサイズ…かわいい…。
第1弾の「だんごむし」が発売されたのは2018年ですが、「だいおうぐそくむし」や「すずめばち」など、その細かいリアルさとちょっとギョッとしちゃうサイズ感が特徴の「いきもの大図鑑」シリーズは、ガシャポン第5次ブームを牽引しています。
「いきもの大図鑑」は500円ですが、質感やディテールにさらにこだわった「いきもの大図鑑アドバンス」は1000円〜3300円。コレクターも多いようです。
カプセルがケースになっていて、パカッと開けるとリングが入っている「Ringcolle!」シリーズのひとつ。
他にもスイーツや味噌汁の具、肉リングなどユニークなラインナップが人気です。
超リアルなフィギュア×指輪という一見アンバランスな組み合わせが新鮮で、人気を集めています。