東京ガーデンシアターで開催された、世界最大級のボディビルコンテスト「JAPAN PRO WEEKEND」に行ってきました!
1. まずタイムテーブルを確認…ってこんなあんの!?
2. いわゆる「ボディビル」の言葉で想像する競技、厳密には最後のカテゴリだけなのか…。奥深すぎだろ…。
しかも、カテゴリごとに衣装のサイズや種類、規定ポージングも決まっています。やっちゃいけないポージングもあるんです。知らなかったよ。
3. 入場待ちエリアにフードトラック!? 意外と「イベント感」満載な予感。
4. 入場。なんか色々売ってる!!!
5. なるほど、協賛企業の出店ブースがあるのね。楽しいぞ…。
6. プロテインバーをもらえたり、プロテインの試飲ができたりするの、めっちゃお得感あるな。
7. 来ている客層が、思っていたより若い。シュッとしたイケメンがたくさんいる。そしてもちろん、マッチョもたくさんいる。
有名選手も普通に会場をうろついているからびっくりします。でも、最強レベルの一般マッチョもいるからもう区別ができない。
君はプロマッチョ!?一般マッチョ!?どっちなの!?
8. みんな「これが今オレ的にイチオシのジャージ!」をキメていてカッコイイ。見ているとトレンドがわかる。シャツにジャケットできた私、浮く。
私もジャージで来ればよかったな。ジャージっていうのもダサいよね。なんて言えばいいの? フィットネスウェア? アスレジャー?
9. それっぽいフォトスポットもある。
10. 競技開始前に会場をチラ見…デカー!
11. 開演まで時間があるため、近くのカフェで待機。窓際の席に座っていたら、会場に向かうド級マッチョが目の前をどんどん通り過ぎていく。
12. ここで気づく。私多分、今いちばん日本でマッチョ人口密度が高いところにいるわ。
13. 会場に戻る。ビキニから観戦。これでアマチュア…?
14. 最初はムキムキ女子に見慣れずびっくりするけど、観戦しているうちに細かいところが気になってくる。とにかくみんなキラッキラですごい。
15. ネイルまでキラッキラ!ピアスも大ぶりのストーンだし、ブレスレットもつけている。女子競技はアクセサリーOKらしい。
16. ビキニでは、ヒールの高さに制限がないとこのと。ざっと見たところ、9センチ前後が主流…?
クリアなヒールが多いのは、やっぱり肌をできるだけ一連で見せて筋肉美を強調するため?
17. クラシック・フィジークが始まる。はい、こちらもアマチュアです。信じられないだろ?
18. フィジーク全般は人気カテゴリのため、参加者がたくさん。ここで審査のフローがわかってくる。
19. そうなってくると、カテゴリやグループごとに「推し」を探すのが楽しい。
推しが真ん中に近づくたびに「おっしゃー!いけー!」ってなる。
推しが最初から中央だと「どや、うちの推しやねん」ってなる。
20. フィジークはClass A〜D(身長別)まで出場者がかなり多い。このあたりでマッチョにだいぶ慣れ、そして目が肥えてくる。
たまに仕上がりが悪い選手(といっても日常生活で出会ったらかなりマッチョ)がいると、「あれ、普通の人いるな」と思ってしまう。無慈悲。
21. マッチョに慣れてくると、今度は自分の「ゼロ努力バディ」が恥ずかしくなってくる。
なんか、あっし、ここにいてすみません…。
明日から運動しようかな。筋トレモチベ湧いてきたな。
ブースで売ってたイケてるジャージ買って帰ろうかな。
22. 少し間をおいて、プロ大会が始まる。照明、音響、演出が段違いにハデ!カッケー!
23. K-1みたいなアナウンスで1人ずつ名前を呼ばれて登場。カッケー!
24. こ、これがプロ…。自信が違う。気がする。
25. ビキニの人たちがポーズを変える時、終える時にやるこれ何? かっこいい。私もやりたい。
26. メンズフィジークのプロが始まる。アマチュアで度肝を抜かれていた私、もう抜かれる肝がない。
27. コロナ禍が影響してか、「よっ、冷蔵庫!」みたいなお決まりの掛け声はあまりなかった。
28. 待ってました! 最後に「ボディビル」カテゴリがスタート。
29. いや、刃牙やん。
30. ターミネーターやん。
31. やっぱりボディビルは「肉塊感」が違う。筋肉ボン!!筋肉ギュッ!!筋肉ドーン!!
32. あとこれはアマチュアの時から思っていたんですが、コールされて舞台前方でポージングしている間、待機メンバーと目合わない?
33. 気まずくない?
34. ジャッジからポージングを要求される中、「Relax」と指示が出ることもある。でも私から見ると全然リラックスしてない。これでリラックス? まじ?
35. 選手はポージングの印象がデフォルトなので、普通に小走りでハケたりしているとかわいく見える。
マッチョが走ってる…!✨
36. いやーもう、遠巻きで見たら窓辺にキンケシ並べてるみたいだな(失礼)。
37. すべての審査が終了し、選手全員がステージと客席に出てくる「サービスタイム」的なものが始まる。
38. えっなにこれ…楽しい…。
39. 最高じゃん!!!
40. 「それでは、待望のポーズタイム!」とアナウンス。客席まで出てきた選手たちが目の前で筋肉を披露してくれる。
41. 最高じゃん!!!!
42. そして、カテゴリごとに結果発表&表彰。
43. マッチョとマッチョがたたえあう姿、いい。
44. ここで再びマネージャーの気持ちに。よかったねえ、よかったねえ(涙)
45. 10時に会場入りし、会場をあとにしたのは22時。12時間マッチョを見続けた。
帰りの電車の乗客、道ゆく人がみんな細く見える。あと白く見える。
大丈夫です、3日くらいで元の感覚に戻りました。
閉会後、 今回のイベントプロモーターである山岸秀匡さんにお話を伺いました。
ちなみに山岸さんは、「ミスター・オリンピア」に日本人として初めて出場した、知る人ぞ知る超レジェンドビルダーです。
ずばり、ボディビルの魅力とは?
ボディビル競技は体を比べるもの。俺もそうだったけど、初めて行くと選手はみんな同じに見えると思います。
でも見ているうちに、だんだんと違いがわかってくる。それがボディビルの魅力。
あとは審査も魅力のひとつです。ボディビルは体が「X」の形…つまり肩幅が広く、ウエストが締まっていて脚が広がっている体形。メンズフィジークは逆三角形の「V」。ビキニはすり鉢状の体形。こうやってカテゴリごとに体つきが違い、審査基準も違う。
そして人が審査するので、好みがある。ここもおもしろいと思います。
例えば100メートル走みたいに、タイムが何秒だから勝ちという絶対的な基準がない。(相対的な競技という点が)ボディビルのおもしろいところですね。
今後、どんな層のボディビルファンを増やしたい?
ボディビルって、俺がやっていた時はどうしても年齢層が高かったんです。競技に出られる体を作るのに、時間がかかるから。
今日見ていても、ボディビルカテゴリ最高峰の大会だと、そこまで体を作るためには20代と30代で差が生まれてしまう。
でも、メンズフィジークやビキニというカテゴリが生まれたことで裾野が広がりました。そしてそれに憧れる人が増えているから、若い人が増えています。だから、若者層の取り込みに注力したいですね。
特にビキニ。(フィットネスに興味のある)女性の割合が昔より増えているので、女性ファンはこれから増えると思います。
ボディビルってどうしても「おじさんが好きなもの」なイメージがあるけど、とにかく年齢層が広がりました! 今日のお客さんも若い人が多かったでしょう?