スコットランド・エディンバラ出身のビンディー・グラロウさん(102)は、アメリカ最大のストックカー(四輪市販車)レース「NASCAR」の大ファン。
「NASCARのサーキットを走る」というビンディーさんの念願が、ついに叶う日が訪れます。
1月11日、家族とバージニア州のサーキット、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイに招待され、ビンディーさんはドライバーが運転するペースカーに乗り込み、コースを走りました。
ビンディーさんが乗ったトヨタ・カムリは、1周0.75マイル(1,207メートル)のコースを6周しました。ドライバーによると、規則によりスピードは時速約100キロメートルに留めなければなりませんでしたが、コーナーで体感速度が上がるそうです。
その時の様子がこちら。
ABC7 Newsによると、ビンディーさんは103歳を迎える4月の誕生日ごろ、再び前後にリッチモンド・インターナショナル・レースウェイに戻り、NASCARレースを観戦する予定を立てているそうです。
ビンディーさんは60代まで旅行代理店で働き、後にバージニア美術館の解説員になっています。5人の娘を育てました。
「これが母の本当にやりたかったことだというのに、正直、私たち全員が驚きました」と娘のスザンヌさんは語りました。
「母は気骨のある、楽しい人です。ユーモアのセンスもあります。ちょっと大袈裟なくらい(笑)」
「すばらしい母親を持つことができて、私たちは本当にラッキーです」
サムネイル:WTVR CBS 6