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102歳のおばあちゃん、念願叶いサーキットを爆走「速いのが好きなの」

ビンディー・グラロウさん(102)は、アメリカ最大のストックカー(四輪市販車)レース「NASCAR」の大ファン。サーキットを実際に走りたいという夢が、ついに叶います。

スコットランド・エディンバラ出身のビンディー・グラロウさん(102)は、アメリカ最大のストックカー(四輪市販車)レース「NASCAR」の大ファン。

「NASCARのサーキットを走る」というビンディーさんの念願が、ついに叶う日が訪れます。

1月11日、家族とバージニア州のサーキット、リッチモンド・インターナショナル・レースウェイに招待され、ビンディーさんはドライバーが運転するペースカーに乗り込み、コースを走りました。

‘I love fast’: 102-year-old woman fulfills her bucket list wish to ride in race car https://t.co/vF8nxtSOF9

— KKTV 11 News (@KKTV11News) January 12, 2024
Twitter: @KKTV11News
ビンディーさん

ビンディーさんが乗ったトヨタ・カムリは、1周0.75マイル(1,207メートル)のコースを6周しました。ドライバーによると、規則によりスピードは時速約100キロメートルに留めなければなりませんでしたが、コーナーで体感速度が上がるそうです。

その時の様子がこちら。

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娘2人に手を取られ、レッドカーペットを歩いて乗車するビンディーさん。「私は速いのが大好きなの。なるべく速く走って」とドライバーに伝えていたそうです。

走り出してからドライバーが速度を上げると、「そう、こっちのほうがいい」と満足気なご様子。

車から降りたビンディーさんは、「とっても素晴らしい気分。もう1回乗りたい!」と語りました。

「十分な速度でしたか?」と記者から聞かれると、「いいえ、全然」「もっと長く乗っていたかった」と冗談も飛ばしていました。

ABC7 Newsによると、ビンディーさんは103歳を迎える4月の誕生日ごろ、再び前後にリッチモンド・インターナショナル・レースウェイに戻り、NASCARレースを観戦する予定を立てているそうです。

ビンディーさんは60代まで旅行代理店で働き、後にバージニア美術館の解説員になっています。5人の娘を育てました。

「これが母の本当にやりたかったことだというのに、正直、私たち全員が驚きました」と娘のスザンヌさんは語りました。

「母は気骨のある、楽しい人です。ユーモアのセンスもあります。ちょっと大袈裟なくらい(笑)」

「すばらしい母親を持つことができて、私たちは本当にラッキーです」

サムネイル:WTVR CBS 6