耳が聞こえない私は深夜、“これ”がなかったら赤ちゃんの泣き声には気づけなかった

    子どもの泣き声が聞こえなくても、気付けるのです。

    耳が聞こえないお母さんは、新生児の泣き声にどうやって気が付いているの?

    耳の聞こえない女性が、自分と娘について描いた、5枚の漫画があります。

    その内容は、赤ちゃんが泣いているとき、どのようにして気がつくのかということ。

    物語は、出産後にママ友たちから「よく聞かれていたこと」を振り返るシーンから始まりますーー。

    2年ほど前に生まれた我が子。ママ友たちは耳の聞こえない私に「泣き声にどうやって気付くの?」と尋ねました。

    そんな私を助けてくれたのが「振動式腕時計シルウォッチ」でした。

    赤ちゃんの泣き声だけを拾うことはできない。そして、大きな音を拾うために...。

    大きな音すべてを感知するため、いろんなことが起きました。

    この腕時計に感謝。いつかは私と同じような人のために。

    BuzzFeedは、漫画をTwitterに投稿したうさささんに話を聞きました。

    「シルウォッチはママ友さんに限らず、いろんな方が知らないのでは、と思い漫画を描きました」

    というのもこの腕時計についてママ友たちに伝えると、ほとんどが「そんなのあるんだね!?」とびっくりした様子だったからです。振動の大きさには、もっと驚いていたんだとか。

    ツイートは12月8日現在、6000以上のリツイート、約2万の「いいね」がされ、「知らなかった!」「尊敬に値します」いう声が寄せられています。

    また、自身の経験を伝える当事者や聴覚障害のある家族と暮らす人もいます。

    大きな反響にうさささんは次のように願います。

    「もっと良いものが作れるのでは…と思う瞬間が多かったので、ママとして生の声をみなさんにお伝えできたと実感できました。これをきっかけにもっと、よりよいツールが開発されればと思っています」