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Updated on 2019年10月4日. Posted on 2019年10月2日

傷、そばかす、アザ......「完璧」ではない私たちの話

完璧な人なんていない。ただ、私の場合、それが見た目にわかりやすいだけ。

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アマンダ

Jon Premosch / BuzzFeed
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子ども時代、そばかすのせいで目立っちゃうことがありました。からかってくる子もいたし、なんで?って質問してくる子もいました。私の母も似たそばかすがあるので、きっと彼女も地元のメキシコでいろいろ苦労したんだろうと思います。

ただ、ニューヨークはちょっと違うかも。ニューヨーカーは多種多様な人々の集まり。今はさらに多様性を受け入れ、話したがる傾向があるので、私のそばかすを褒めてくれる人もいます。

とはいえ、例えば「自分の欠点も好き、そばかすだって気にならない」という人をみると複雑な気持ちになります。私は、私のそばかすを欠点とは考えていないからです。そばかすを隠すメイクもたくさんありますが、別に隠したいと思っていません。そばかすは私の一部です。

美しさとは、見る人の目の中にあるもの。ただ、長いことかけてやっと気づいたのは、美しさの基準を見る目で、唯一重要なのは自分の目だけだということ。

マーシャ

Jon Premosch / BuzzFeed
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タトゥーは、人の第一印象に大きく影響すると思います。道で、会社で、(タトゥーのはいった)腕をじっと見つめてくる人もいます。そんな人たちが見ているのは、私ではなくモノ。

でも、ただ見るぐらいはまだいい方、想定内です。前に、まったく知らない人に、タトゥーを見せてといきなり腕を掴まれたこともありますから。

有色人種の女性である私のイメージは、メディアではよく、犯罪者とか、貧困層とか、教育レベルが低い人間として描かれます。実際は、私は医療関係で高いポジションについていてるのですが、いまだに信じられないという顔をする人がいます。

有色人種なのに? タトゥーいれてるのに? その偏見に1番不満を感じますね。

タトゥーをいれたことに後悔はありません。親友でもある母親との思い出としていれたものもあり、その1つはオオカバマダラ蝶と「憐れみ」という意味のラテン語のタトゥーです。

子どものとき、母と歩いていて羽が破れた蝶を見たことがありました。一瞬立ち止まって再び歩き出したのですが、どうしてもその蝶が気になって…。

しばらく歩いてから母親に言ったんです、あそこに蝶をほったらかしにしておくことになんかモヤモヤするって。誰かが助けてやるべきだって。そしたら母は「よし、引き返そう。引き返して、蝶を木の上においてあげよう。困っている人がいたら、助けてあげなくちゃね」って。

これは、実にうちの母らしいエピソードであり、母が私と妹にどういう人間になってほしかったのかよくわかるなと思います。

ケイティ

Jon Premosch / BuzzFeed
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左のほっぺにうまれつきアザがあります。特に気にしたこともないし、消したいと思ったこともありません。私はこういう顔ですという気持ち。

子どものとき、顔にアザがあった人形を見たことはなかったものの、別に気にはしませんでした。ただ、私はちょっと他の人とは違うんだとは思ったかな。

学校のアルバム撮影で、ある年、私のアザが編集で消されたことがありました。それを見て、なんだか自分じゃないような、ヘンな気持ちがしたことを覚えています。

別にアザを気にしていない。というかポジティブなものとして見ています。なので、人とは違う何かが顔にあったって大丈夫!と言いたいですね。

ブライアン

Jon Premosch / BuzzFeed
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尋常性白斑があわられたのは、僕が18か19の頃。長いこと、これが嫌で嫌で仕方なかったです。メイクで隠していたこともあります。

その後、ニューヨークに引越してきましたが、引越しのストレスなどもあり、尋常性白斑がメイクでは隠せないくらいまで広がりました。それで、メイクをやめたんです。

今はバーテンをしているので、たくさんのお客さんと接します。中には尋常性白斑について聞いてきて、クールだねなんていう人もいますが、それはそれでちょっとイラっとするというか…。別に自分でどうこうできることじゃないからなと。

恋愛でも、これがセクシーと言ってくる人がいますが、フェチの道具にしないでくれと思いますね。ただ、同じ尋常性白斑を持っている人が言うとまた違います。

最近、同僚の女性が「私も尋常性白斑なんだよ。半袖着て堂々としてロックだね!」って言ってきたんです。あれは気分がよかった。物珍しさから出た言葉ではなく、コミュニティのようなものを感じました。

でも、また別の日は、スーパーの列である女性に話しかけられて「あ! あなたと同じ肌のモデル知ってる? 私の子ども時代にあぁいうモデルさんがもっといてくれたらよかったのに。私にも、あなたと同じやつの友達がいたのよ」って。

いや、僕と同じやつって尋常性白斑という名のある症状ですから。この女性は、いかに自分がそんなの気にしないクールな人間かをアピールしているような感じがしました。別に、これはあなたがクール気取りするためのものじゃないから。

尋常性白斑によって、僕という人間が作られたわけではありません。僕は、今まで僕が経験してきたことで形成されています。でも、受け入れてはいます。どうすることもできないし、どうすべきということでもない。自分に言い訳も同情もありません。自分はこう、それだけです。

ローレン

Jon Premosch / BuzzFeed
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23歳、日焼けしたことなし。顔に小さなイボがあるのが気になって、皮膚科にいったところ、心配するようなものではないと言われました。ただ、やはり不安だったので、手術は怖いけど除去しようと検査を受けたら、基底細胞癌だと診断されました。

20代で皮膚がんになった人をググりまくりましたが、あまりいないみたいで、かなりショックを受けました。こういうのはもっと歳をとってからだと思っていたのに…。

友達にはアウトドア好きとか日焼け好きがたくさんいます、特に日焼けを気にしている様子もなく。今、私の現状を伝えて彼らに警告の声をあげるべきなのではと考えています。皮膚がんに限ったことではなく、体調がおかしいと思ったらすぐ医者に行こうって呼びかけるべきだと。

肌が綺麗だとよく言われてきましたが、今、ふと考えます。見た目以外で、自分は誰で、どうなんだろうと。安っぽい言い方になりますが、今回、いい勉強になったと思います。物理的ではなく、メンタル面で。手術をうけるのに相当の勇気がいり、大きな不安を乗り越えなくちゃいけませんでしたから。

今やっと落ち着いて、この話ができるまでに回復してきました。私が経験をシェアすることで、誰かのきっかけになり、もっと気をつけようと思ってくれるなら、体験を語ることに意味があると思います。

ザヴィエラ

Jon Premosch / BuzzFeed
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私は2ポンド13オンス(約1270グラム)の未熟児で生まれ、生まれてすぐは父親の両手にすっぽり収まるような小ささでした。

生後数ヶ月で受けた心臓施術の跡が背中にあります。チューブで投薬を受けていた際に、看護師が長時間針を放置してしまったためにできた傷も左足にあります。

子どものとき、足の傷をからかわれてからとても気にするようになりました。大人になってからも、ショートパンツやワンピを着たとき、他人の遠慮ない不躾な視線を目にすることがあります。大げさじゃなく、まるで宇宙人でも見るような目で私を見ている人がいます。

キレイって、美しいってなんだろうと悩むようになりました。でも、私の周りにいる愛すべき人たちのおかげで、何がどうあってもアレコレ言う人はいるんだということに気づきましたね。もうね、言う人は言う。

美しさに限りはないと、私は思います。傷跡があってもキレイな人はキレイ。誰だって何か欠点があると思います。ただ、中にはそれがわかりやすく見た目に現れている人もいるというだけ。

私はキレイだし、自信を持っているし、幸せ。欠点もふくめて自分だと考えています。

ジョーダン

Jon Premosch / BuzzFeed
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両膝に大きな傷痕があります。これは、大学ソフトボール選手時代に受けた5度の膝の手術の痕。

ソフトボール自体は、膝を手術するような大きなリスクのあるスポーツではないのですが、私の場合、大学2年で膝前十字靭帯を切断、その2年後にまた切断、さらに別の腱も切断して骨がもろくなったなど、雪だるま式に悪いことが重なったことが原因でした。

また試合に復活するため、長いながいリハビリを受けました。チームに復活してからも、リハビリ2時間、練習4時間とハードなスケジュール。もちろん、大学の勉強もしなくちゃいけないし。

初対面の人の多くは、私の目じゃなくて足を見ます。傷が目を引きますから。

これどうしたの?と聞かれれば、ソフトボールの話をします。スポーツ系の怪我は、ある意味、説明するのも理解されるのも比較的簡単ですから。ただ、何も言わずにじーっと見られるだけだとツライです。

ステファニー

Jon Premosch / BuzzFeed
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私は血管腫があります。血管が拡張したり増殖したりすることによってできるもので、生まれつき。血管腫の人は多くいますが、大半は小さなもの。医学的に緑内障、難聴、てんかんなどの危険性もあると言われていますが、幸い私はそれは大丈夫で、ある意味それに対する罪悪感があります。

小さなときは気にならなかったアザも、小学校を卒業する頃には気になりだし、10歳から13歳まで、髪の毛をアップにしたことはありません。キレイになれないなら、せめて痩せなきゃという思いから、摂食障害に陥りました。今はずいぶんよくなって、オープンに話すことができるところまできました。

ずっと、アザがあっても自信を持って生きていかなくちゃいけないと思っていましたが、今は違います。自分の弱いところと向き合って、正直でいるべきだと考えています。

大学ではバイオテクノロジーと遺伝を学んでおり、副専攻には心理学をとっています。将来は、自分の遺伝学研究所を持ちたいし、遺伝カウンセラーになって、生まれながらに持っている症状や病気について子どもたちやその家族の助けになりたいです。

もし、私に血管腫がなかったら将来の夢も違ったのかなと思えば、ある意味、ポジティブに捉えることもできますね。

アデル

Jon Premosch / BuzzFeed
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私の腕と足には自傷の痕があります。自分を傷つけるのをやめたのは4年前。以来、代わりにタトゥーを入れています。最初のタトゥーは蝶々。自傷の代わりに蝶の絵を描こうというバタフライプロジェクトの存在を知り、蝶のタトゥーをいれることにしました。

自分を傷つけたくなったとき、この蝶のタトゥーがおおいに助けとなってくれました。「Strength(強さ)」というタトゥーもいれていますが、これも同じです。

体を見ると痛みを思い出します。でも、同時にここまで回復しているとも感じます。これから、もっとタトゥーをいれて傷を隠せたらいいな。初対面の人が最初に気づくのが傷であって欲しくないから。

タトゥーをいれれば、大抵の人はその下の傷ではなく、タトゥーのデザインを見ますからね。でも、本当に親しい関係になった人には、傷のことも打ち明けていくつもりです。

子ども関係の仕事をしているのですが、ある女の子に「腕、どうしたの?」と聞かれたことがあります。「どうもしないよ、こういう腕なんだよ」と言うと、女の子は「猫飼ってるの?」と聞いてきました。

私はうまく説明することができず、結局猫を飼っていることにすると、「猫をお風呂にいれようとしたら暴れたんでしょ?」って。なんだかおかしくなって、家に帰ってから大笑いしてしまいました。

ザック

Jon Premosch / BuzzFeed
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僕は常に肌を気にしてきました。物理的にお腹が苦しくなるくらいお腹いっぱい食べないと食事が終わらない家で育ったせいで、子ども時代からずっと太っていました。

結果、肌割れの痕がお腹にあるんです。見るたびに、どれだけ体が変化してきたのか思い知らされます。

ただ、肌は肌。太ろうが痩せようが、肌は肌です。すごくキレイとは言えないまでも、僕の一部。当分、消そうと思うことはないと思います。

カディジャ

Jon Premosch / BuzzFeed
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私は、ジベルばら色粃糠疹という症状があります。肌が乾燥して痒くなります。子どもに多い症状だそうですが、私が最初になったのは14歳のときで、今でも症状がでます。

初対面の人に肌がキレイだと褒められることがよくありますが、自分ではちょっと複雑。だって肌の下のコンディションがわかるから。

ジベルばら色粃糠疹は、自分でどうすることもできませんが、セルフケアを考えるきっかけにはなりました。保湿やスクラブや、自分の肌を知ることですね。

いつどう症状が出るか予想できませんが、最近はうまく付き合えるようになってきた気がします。出たら消えるのに数ヶ月かかります。でも、世界の終わりと嘆く必要もない。

簡単なことではないけれど、自分の体験をシェアすることで、多くの人が自分の体を素晴らしいと思えるきっかけになれば嬉しい。

ジェニファー

Jon Premosch / BuzzFeed
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赤ちゃんのとき、心臓の手術を受けた痕が胸に残っています。胸が大きく開いたトップスは、今までずっと避けてました。

今日、撮影のためにこの服を着て鏡を見たら、なんか感情が込み上げてきました。ここに傷があるのはずっとわかってたけど、これを人に見せる心の準備はずっとできてなかったんだなって。

小さな傷がこんなに人に影響を与えるっておかしな話ですよね。今は、この傷跡に誇りをもっています。戦った証拠だって思います。

赤ちゃんのとき、心臓手術を乗り越えたなら、今誰に何を言われても乗り越えられる気がするんです。ずっと隠してきたけど、今やっと解放された気分です。

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昨日も、きょうも、これからも。ずっと付き合う「からだ」のことだから、みんなで悩みを分け合えたら、毎日がもっと楽しくなるかもしれない。

明日もがんばる私たちへ。BuzzFeed Japanでは性や健康について考え、「男らしさ」や「女らしさ」を超えて、自分らしく生きる人を応援するコンテンツを届けていきます。

10月1日から10月11日の国際ガールズ・デー(International Day of the Girl Child)まで、こちらのページで特集を実施します。

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:soko / 編集:BuzzFeed Japan

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