エマ・ワトソン、俳優業から離れた理由を明かす「何も幸せじゃないし満足できない」

映画『ハリー・ポッター』でハーマイオニー役を演じた俳優のエマ・ワトソンが、インタビューに登場し、俳優業から離れている理由を語りました。

映画『ハリー・ポッター』でハーマイオニー役を演じた俳優のエマ・ワトソンが、British Vogueのインタビューで、俳優業から離れている理由を語りました。

Dave Benett / Dave Benett / Getty Images for Violet Films

エマは、2019年の映画『ストーリー・オブ・マイライフ／わたしの若草物語』に出演して以来、俳優としての活動を休止しています。

その間、オックスフォード大学大学院のクリエイティブ・ライティングプログラムに入学して創作を学んだり、自身のジンブランド「ルネス・ジン」を立ち上げたりと、俳優業以外の活動に精力的に取り組んでいます。

現在行っている活動は、これまでに経験のないものばかりだと、エマは話します。

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「俳優業という激動のキャリアに就いてきたから、それ以外の活動に時間を割くのは大きな決断だった」

「大学に戻って創作活動について学び、舞台の裏方として活動するのは、今まで未経験のことだったから怖かった。今までは俳優として、ずっとカメラの前に立ち続けてきたから」

子役としてブレイクしたのち、20年にわたって俳優業を続けてきたエマは、演じる役で自分を認知してもらうことも多かったといいます。

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「新しい活動を通して、自分の意見を発信し、主体的に何かを創り出せていると感じる。俳優業だけをやっていたころにはなかった感情だ」

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「しばらくの間、さまざまなことに挑戦して、何が起こるか自分でもわからないような状態になれて、嬉しく思っている」

「今までは次に起こることを予測できていたから、なかなかそれを手放そうとしなかった」

ハリウッドから離れる経験をして、自分が本当にやりたいことと向き合えるようになったと、エマは語りました。

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「世界の中でも飛び抜けて成功した人、美しい人、素晴らしい人と直に関わる機会を得ることがある」

「そんな機会があると、誰も見ていないところで、自分がなりたい自分にもなれず、楽しいこともできずに成功しても、何も幸せじゃないし満足できないと思うようになった」

この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳：筒井華子