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杉田水脈議員の言葉がもつ差別的効果 熊谷晋一郎氏インタビュー(1)

LGBT当事者だけでなく、障害者やがん患者らも抗議の声をあげている杉田水脈議員の寄稿文。障害や病気など、様々な困難をもつ本人が、自分たちの経験を語る言葉を探求する「当事者研究」という取り組みを進めてきた熊谷晋一郎さんに、杉田水脈議員の寄稿はどう響いたのか。読んで語っていただきました。

自民党の杉田水脈・衆議院議員が雑誌の寄稿で「(LGBTは)子供を作らない、つまり『生産性』がない」と発信し批判を浴びている問題で、本人や自民党からの明確な謝罪は未だになく、決着はついていない。

抗議の声はLGBT当事者だけでなく、障害者支援団体がん患者団体など他のマイノリティにまで広がっている。

杉田議員の言葉は何が問題で、それが放置され続けることでさらにどんな影響が考えられるのか。

「政治家の職務をどのように理解しているのか心配です」と話す熊谷晋一郎さん
Naoko Iwanaga / BuzzFeed

「政治家の職務をどのように理解しているのか心配です」と話す熊谷晋一郎さん

障害者が直面する問題に長年取り組んできた東京大学先端科学技術研究センター当事者研究分野准教授の熊谷晋一郎さんに、杉田議員の寄稿を読んでいただき、お話を伺った。

数々の論点

ーーまずは杉田議員の寄稿を読んで、率直なご感想をお願いします。

「最初に目に留まったのは、この記事の内容を批判されている多くの方と同じで、やはり、『生産性』に触れている部分です。この記事では、生産性のなかでも、子どもを産むという『生殖』の領域における再生産能力のことを指しているようです」

「誤りがあったら識者にご指摘いただきたいのですが、19世紀のヨーロッパでは、同性愛や自慰、膣外射精など、生殖に結び付かない性的指向を『性的倒錯』として次々に病理化し、趣味や嗜好といった私的問題ではなく、医療や政治が関与すべき公的問題として扱うようになりました」

「しかしその後、同性愛を病気とみなす立場は徐々に消滅し、代わりにそれを多様性の一つととらえ人権を保障するよう社会側に変化を求める方向にシフトしました。アメリカ精神医学会は1987年、WHO(世界保健機関)は1990年に、診断基準から同性愛を削除しています」

「その背景には、1970年代以後に医療的な介入に効果がないことが明らかになったことや、1969年の『ストーンウォールの反乱』をきっかけに起きた同性愛者解放運動があります」

「杉田議員の寄稿は、19世紀に起きた同性愛に対する認識の変化とは、逆向きの変化を促していると気付きます。杉田議員はLGB(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル)とT(トランスジェンダー)を分けて論じていますが、同性愛を治療が必要な病理だとも、規制や罰則が必要な罪だともみなしていません。性同一性障害を病理化して語り、社会の負担の下での治療を正当化しているのとは対照的です」

「どちらかというと杉田議員は、同性愛のことを、国や社会が何らかの負担をして、サポートする必要のない、個人的な趣味嗜好の領域と考えているようです。これは、同性愛に関する様々な課題を、再び公から私へと移行させようとする身振りといえます。まず、この記事が主張するこうした理解が、現状を正しく認識しているといえるのかどうかが、一つ目に考えるべきポイントのように見えます」

――熊谷さんはこの杉田議員の認識についてどう評価されていますか? 杉田氏はLGBの生きづらさは公的問題でないと位置付けていますが、本当にそうでしょうか?

「私の個人的な見解では、このような理解は正しくないと考えます。なぜなら未だに同性愛は、例えば好きな食べ物が他の人と少し違っているといった一般的な趣味嗜好とは別次元の、スティグマ(差別や偏見)にさらされていると言えるからです」

「例えばNPO法人虹色ダイバーシティと国際基督教大学ジェンダー研究センターが2016年に行ったインターネット調査では、職場においてLGBの方々が多くの差別的言動に触れている実態が報告されています」

「スティグマは、個人の趣味嗜好を超えたところにある、特定の属性を割り当てられた人の価値を貶めるような認識や態度、言動が蔓延する社会現象のことです。それは、その人を社会的に孤立させ、困ったときに周囲に助けを求めることを妨げ、場合によっては住居や仕事、学業などの機会を奪い、自尊心や自己効力感、心身の健康を損なうことにつながるものです」

「ハッツェンビューラー(※1)らも、社会に蔓延するマイノリティに対するスティグマが、マイノリティとマジョリティの間の健康格差の主な原因の一つになっていると述べ、そうした因果関係をもたらす心理学的、構造的な経路を分析しています。生活のあらゆる領域に対して広範かつ破壊的な影響を与えるスティグマは、健康の社会的決定要因の一つとして世界的に認識されています」

社会の偏見が損なう性的マイノリティの健康

――社会の偏見が性的マイノリティの心身の健康を損なっているのですね。

「キングらは、LGBの人々の精神障害、薬物依存、自殺や自殺企図、自傷の有病率について、1966年1月から2005年4月の間に出版された13706本の論文の解析(※2)を行いました。その結果、LGBの人々は異性愛者に比べ、一生のうちに自殺を考える頻度が2.47倍、1年または一生のうちに抑うつや不安障害、薬物依存になる頻度が1.5倍以上であることが報告されています」

社会の偏見が性的マイノリティの健康を損なっている
Marjan_apostolovic / Getty Images

社会の偏見が性的マイノリティの健康を損なっている

「特に、レズビアン女性やバイセクシャルの女性は薬物依存のリスクが高く(年あたり発生確率が、アルコール依存で4倍、薬物依存で3.5倍)、ゲイ男性やバイセクシャルの男性では自殺企図の生涯確率が高い(4.28倍)という結果でした」

「こうしたLGBの人々の健康格差を説明するモデルの一つが、『マイノリティ・ストレス理論』です。この理論では、個人の認識や価値観、態度などの私的要因には還元することのできない、法律や政策といった国や社会の構造に埋め込まれたスティグマ(これを、構造的スティグマと呼びます)の影響を重視する理論です」

「ペラールとトッドは、アメリカの150の選挙区を対象に、同性婚への賛否をめぐる住民投票における『反対票』の割合を構造的スティグマの指標とし、この割合と、それぞれの選挙区に住むLGBの人々の人生満足度、精神的健康度、身体的健康度との関連を調べました(※3)」

「その結果、家計収入や就労状況といった要因を除いても、反対票の割合が高い地域に住むLGBの人々は、低い人生満足度や健康度を持っており、マイノリティ・ストレス理論の正しさを裏付ける結果となりました」

「また当事者が、自分は『社会的サポート』を受けていると感じている度合いが高いほど、反対票が心身の健康度に影響する度合いが緩和される傾向にあるということも分かりました」

ーー法律や政策によって個人の健康が左右されるなら、それは社会問題ですね。

「個人の責任を超えた構造的スティグマに対しては、国や社会全体が責任を引き受けて対処していかなくてはなりません。少なくとも国政にたずさわる政治家は、日本に住む人々の機会均等と心身の健康に気を配り続け、必要な対策を講じていく責任があると私は思います」

「ゆえに、スティグマの問題には常に敏感であるべきです。ましてや、社会のスティグマを助長するような発言は、決してしてはならない。少なくとも、そのように努力し続けるべきだと思います。後ほど述べますように、この点に関しても杉田議員のこの記事は、失敗しているといわざるを得ないでしょう」

性的マイノリティの生きづらさ 親が対処するだけでいいのか

「二つ目は、LGBの生きづらさについては、国や行政が対処するのではなく、親が対処すべきだと言っていることです。親が、自分の子どもが持つマイノリティ属性に対して、スティグマ的な態度や言動で接してしまうということがあるというのは事実だと思います。障害の分野でもそれは珍しいことではありません」

生きづらさという観点でいえば、社会的な差別云々よりも、自分たちの親が理解してくれないことのほうがつらいと言います。親は自分たちの子供が、自分たちと同じように結婚して、やがて子供をもうけてくれると信じています。だから、子供が同性愛者と分かると、すごいショックを受ける。

これは制度を変えることで、どうにかなるものではありません。LGBTの両親が、彼ら彼女らの性的指向を受け入れてくれるかどうかこそが生きづらさに関わっています。そこさえクリアできれば、LGBTの方々にとって、日本はかなり生きやすい社会ではないでしょうか。

(杉田水脈氏「『LGBT』支援の度が過ぎる」「新潮45」2018年8月号より)

「例えば、日本の障害者運動の草分け的な存在である横塚晃一氏は、『母よ!殺すな』というタイトルの本の中で、障害をもつ我が子を愛するがあまり、その将来を悲観して、殺害したり、心中したりする親のエゴを糾弾しました」

横塚晃一氏の著書『母よ!殺すな』
Naoko Iwanaga / BuzzFeed

横塚晃一氏の著書『母よ!殺すな』

「しかし横塚が優れていたのは、『真犯人は親ではない、地域社会によって、権力によって殺されたのだ』と喝破した点です。親は、社会の中に蔓延している、障害者に対するスティグマを内面化し、養育責任という重荷を過剰に課せられる中で、そのスティグマを濃縮させられてしまう存在なのです」

法律や制度はスティグマを増やすことも減らすこともある

ーー性的マイノリティも障害者と同じようなスティグマに晒されているのでしょうか。

「LGBの分野でも、おそらく類似の現象は起きているでしょう。家族のスティグマの上流には、社会のスティグマがあります。私はLGBの専門家ではないのでデータは持っていませんが、障害児の場合には、親が障害に対する周囲の差別を感じている場合、虐待の引き金になることがよく知られています(※4)」

「そのような洞察なしに、『差別してしまうあなたが悪い』と、責任を親にまるごと転嫁させることは、苦しむ親子をさらに追い込んでいくことになるでしょう。これも、公的な問題を私的な問題にすり替えることで生じる問題といえます。」

「スティグマという社会の問題を、個人の趣味嗜好の問題に誤って帰属させることを『個人化』と呼ぶとすれば、それを家族の問題に切り詰めることはさしずめ『家族化』と呼べるかもしれません」

「杉田議員はこの記事の中で、同性愛をめぐる様々な困難の、個人化と家族化をおこなっています。これは、LGBT当事者とその家族を孤立させ、社会に蔓延する構造的スティグマを放置する論理といえます」

「この記事の中で杉田議員は、制度を変えることでどうにかなるものではない、と述べていますが、すでに構造的スティグマについて触れたとおり、一般に法律や制度は、スティグマを増やすこともあれば減らすこともあります」

「例えば、障害者差別解消法は、まさにスティグマを減らすための法律ですし、旧優生保護法はグロテスクな社会のスティグマを法律という形で体現させたものでした。政治家は、法制度とスティグマの密な相互依存関係を見逃してはいけないと、私は考えています」

「アメリカでは、州の政策がLGBの人々に対して与える影響を調べるために、ゴンザレスとエランフェルドが14687人のLGBの成人と490071人の成人異性愛者を対象に調査を行いました(※5)」

「その結果、LGBへの包括的な支援政策を持つ州の非異性愛男性は、同じ州の異性愛男性と同程度の健康度でしたが、限定的な政策しか持たない州の非異性愛男性や、すべての州の非異性愛女性は、同じ州の異性愛者よりも健康度が低いことが分かりました。このことは、政策によってLGBの人々と異性愛者の健康格差を少なくすることができることを示唆するデータといえます」

変わり得るという誤った認識がスティグマにつながる

「三つ目に、すでに述べましたが、LGB(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル)とT(トランスジェンダー)を分けて論じているところが目に留まりました。トランスジェンダーの生きづらさは認める一方で、LGBが抱える生きづらさは過小評価しているように見えます」

「また、『一過性』や『不幸な人』という言葉の選び方も問題で、これらは同性愛に対するスティグマの観点からみると、差別を助長する可能性があるように思います」

「『これ(同性愛)でいいんだと、不幸な人を増やす』という文が、同性愛に対するスティグマを助長させることは、説明しなくても明らかでしょう。一方で、LGBに対するスティグマが未だに根強く残っている現状にあって、LGBを一過性の疑似恋愛と地続きなものとして捉えることは、かえってスティグマを助長しうる可能性があるように思います」

月刊誌「新潮45」2018年8月号に掲載された自民党の杉田水脈衆院議員の寄稿「『LGBT』支援の度が過ぎる」
Naoko Iwanaga / BuzzFeed

月刊誌「新潮45」2018年8月号に掲載された自民党の杉田水脈衆院議員の寄稿「『LGBT』支援の度が過ぎる」

そもそもLGBTと一括りにすること自体がおかしいと思っています。T(トランスジェンダー)は「性同一性障害」という障害なので、これは分けて考えるべきです。自分の脳が認識している性と、自分の体が一致しないというのは、つらいでしょう。性転換手術にも保険が利くようにしたり、いかに医療行為として充実させていくのか、それは政治家としても考えていいことなのかもしれません。

 一方、LGBは、性的嗜好の話です。(中略)女子校では、同級生や先輩といった女性が疑似恋愛の対象になります。ただ、それは一過性のもので、成長するにつれ、みんな男性と恋愛して、普通に結婚していきました。マスメディアが「多様性の時代だから、女性(男性)が女性(男性)を好きになっても当然」と報道することがいいことなのかどうか。普通に恋愛して結婚できる人まで、「これ(同性愛)でいいんだ」と、不幸な人を増やすことにつながりかねません。

(杉田水脈氏「『LGBT』支援の度が過ぎる」「新潮45」2018年8月号より)

「LGBに対するスティグマについての先行研究に関して、私は詳しくありません。しかしスティグマを説明する『帰属理論』によれば、本人の努力や心がけで変えることができると誤って信じられている属性は、スティグマを負いやすいということが言われています。『変えられるのに変えようとしないのは、本人の努力不足である』という偏見を、その属性が過度に負ってしまうことになるからです」

ーー性的指向は生まれもったものであって、本人の努力で変えられるものではないし、変える必要もありません。それを変えられるものであり、変えるべきだとみなすことが、偏見や差別を強めているのですね。

「例えばウィーナーらの研究(※6)によると、身体障害という属性はその原因や表出が、本人のコントロールは不可能で、不可逆で経過も安定したものとみなされやすく、周囲の憐れみを引き起こすが怒りは引き起こさず、助けてあげようという気持ちにさせると分析されています」

「それに対し、精神障害に対してはその原因が本人によってコントロール可能で、可逆性があり経過は不安定と認識されやすく、周囲の憐れみを引き起こさない一方で怒りを引き起こし、助けようという気持ちにさせない傾向があるといいます」

「一般の人々と、一部のマイノリティとの連続性を強調することは、少数派を自分と異質なものとみなす多数派の認識を正し、共感を通じてスティグマを減らす場合もあります。しかし、そこで連続性として強調すべきは、大変さの程度が違うことは理解しているけれども、生きる上での『ままならなさ』は共有しており共感的に理解できるという点です」

「もしも同性愛を『克服すべきもの』とみなしたうえで連続性を強調すれば、発言者の意図とは無関係に、『克服すべきなのに、克服しようとしない、倫理的に劣った人』というスティグマを流布してしまうことになるでしょう」

「スティグマを減らそうとしているマスメディアの取り組みを、『普通に恋愛して結婚できる人』までもが不幸な同性愛へと向かうことを助長している、として批判する論調も、差別的な効果を発揮していると言えそうです」

「ひとまずここまでの話をまとめると、1.現にある同性愛に対するスティグマの過小評価、2.個人化と家族化、3.同性愛を不幸な状態とみなした上でのマジョリティとの連続性の強調 の3つが組み合わさって、杉田議員のこの寄稿は、強烈な差別的効果を発揮している、ということになるでしょう」

「すでに述べてきたように、スティグマは機会や健康の格差を増大させ、命さえも奪うことのあるものです。スティグマを増大させかねない振る舞いは、人々の命や健康の維持という再生産過程を大きく阻害するものといえるでしょう。再生産を重視するならば、スティグマに敏感になってもらう必要があります」

(続く)

「生産性」とは何か? 杉田議員の語ることと、障害者運動の求めてきたこと 熊谷晋一郎氏インタビュー(2)

「見えやすい困難」と「見えにくい困難」が対立する日本 熊谷晋一郎氏インタビュー(3)

偏見を強める動きに抵抗するために 熊谷晋一郎氏インタビュー(4)

【熊谷晋一郎(くまがや・しんいちろう)】東京大学先端科学技術研究センター准教授、小児科医

新生児仮死の後遺症で、脳性マヒに。以後車いす生活となる。大学時代は全国障害学生支援センタースタッフとして、障害をもつ人々の高等教育支援に関わる。東京大学医学部医学科卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現職。専門は小児科学、当事者研究。

主な著作に、『リハビリの夜』(医学書院、2009年)、『発達障害当事者研究』(共著、医学書院、2008年)、『つながりの作法』(共著、NHK出版、2010年)、『痛みの哲学』(共著、青土社、2013年)、『みんなの当事者研究』(編著、金剛出版、2017年)、『当事者研究と専門知』(編著、金剛出版、2018年)など。


【参考文献】

(※1)Hatzenbuehler, M.L., Phelan, J.C., and Link, B.G. (2013). Stigma as a fundamental cause of population health inequalities. American Journal of Public Health, 103, 813–821.

(※2)King, M., Semlyen, J., Tai, S.S., Killaspy, H., Osborn, D., Popelyuk, D., and Nazareth, I. (2008). A systematic review of mental disorder, suicide, and deliberate self harm in lesbian, gay and bisexual people. BMC Psychiatry, 8, 70.

(※3)Perales, F., and Todd, A. (2018). Structural stigma and the health and wellbeing of Australian LGB populations: Exploiting geographic variation in the results of the 2017 same-sex marriage plebiscite. Soc Sci Med. 208, 90-199.

(※4)Kaufman, K.L., Johnson, C.F., Cohn, D. & McCleery, J. (1992). Child maltreatment prevention in the health care and social service system. in D.J. Willis, E. W. Holden & M. Rosenberg (eds), Prevention of Child Maltreatment: Developmental and Ecological Perspectives. John Wiley & Sons: New York, pp.1-16.

(※5)Gonzales, G., and Ehrenfeld, J.M. (2018). The Association between State Policy Environments and Self-Rated Health Disparities for Sexual Minorities in the United States. International Journal of Environmental Research and Public Healt, 15, pii: E1136.

(※6)Weiner, B., Perry, R.P., and Magnusson, J. (1988). An attributional analysis of reactions to stigmas. Journal of personality and social psychology, 55, 738-748.

Naoko Iwanagaに連絡する メールアドレス:naoko.iwanaga@buzzfeed.com.

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