イギリスのリバープール出身のマーク・ロバーツさんは3人の子どもがいる父親だ。そして、彼はプロのストリーカーでもある。
ストリーカーとは?公共の場で体を露出して走る人のことを指す。
そう、ロバーツさんは、そのプロなのだ。
ロバーツさんは、これまでいろんな公共の場を裸で走り回ってきた。
その記録は、なんと519回。
レアル・マドリードの試合に侵入し、デイビッド・ベッカムと同じフィールドに立った経験もある。
世界に名が知られるようになったのは、2004年のスーパーボウル。
そんなロバーツさんだが、息子が友人たちに嘲笑され「やめてほしい」とお願いしたのをきっかけに、2013年に引退していた。
……と思っていたら、平昌オリンピックで、引退から復帰したのだ。
Yahoo Sportsの過去のインタビューによると、ロバーツさんはプロだからこそのこだわりを見せているという。
「試合中にはやってはいけない。始まる前にやらなきゃいけないんだ」「試合を中断させたくない……私はプロだから」
平昌オリンピックでも、会場がスピードスケート男子1000mの表彰式を待っている間、ステージはロバーツさんのものとなった。
ネットでは、ラブ&ピースの重要性に共感した人々が投稿していた。「日々、世界中でひどいことが起きている中、ピース、ラブ、そしてサルのペニス靴下の大切さをときどき誰かに思い出させてもらわなきゃいけない」
「この男がやっていることは正しいよ。人生は真面目になりすぎている。笑わなきゃ。イギリスがこの喜劇的な伝統を長く続けますように😂😂」
「『世界的に有名なストリーカー』という立派な称号を自分も欲しいと思った人、ほかにもいない?」
「たった今、オリンピックを優勝したストリーカー」
オリンピック委員会がこの件をどのように対応するのかは不明。しかし、過去に罰金を科せられても続けているのを見る限り、ロバーツさんがやめることはなさそうだ。
この記事は英語から翻訳されました。