アマチュア写真家のカリム・ブーシェタタさんは、アフリカのアルジェリア北西部にある砂漠の町アインセフラ在住だ。「サハラ砂漠への入り口」として知られているアインセフラは先ごろ、雪で覆われた。この地域に雪が降るのは非常に珍しく、過去40年間で今回を含めわずか3回しかない。

ブーシェタタさんは、今シーズンもそして昨シーズンも雪のアインセフラをカメラに収めたが、その写真は思わずハッとしてしまうほど美しい。

「まるで魔法にかかったみたいです」とブーシェタタさんはBuzzFeedに話してくれた。

会社勤めのブーシェタタさんだが、趣味で撮っている写真がものすごい勢いで世界中の注目を集めている。

ブーシェタタさんはこの土地の風景をこよなく愛しており、被写体として撮り続けている。「この街はアルジェリアで唯一、4つの対照的な風景が楽しめる場所なんです」と、その思いを説明する。「主に砂丘が占めていて、その次に森林、それから山、そして今や雪です」。

ブーシェタタさんによると雪はわずか数時間で溶けてしまう。しかしその過程がまた、息をのむほど美しい。砂を覆う雪が蒸発するとき、足跡の中に積もっている雪が残るのだ。

「雪が溶け始めるその瞬間を、ただひたすらじっと待ちます」。ブーシェタタさんはその時の情景を、沈みゆく美しい夕陽を眺める経験に例えて描写してくれた。

ただただ美しい。

カリム・ブーシェタタさんの作品をもっと見たい人は、ブーシェタタさんの Facebook Pageをぜひ訪れて欲しい。下記の動画では、今回降った雪のスライドショーが楽しめる。
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この記事は英語から翻訳されました。