親の離婚、子どもにどう伝える?→「事実を話す」とバッサリ。人気歌手に称賛の声

    シンガーソングライターのシャキーラが、ラジオ番組に出演し、自身の破局後、子どもたちとどう接してきたかについて語りました。

    シンガーソングライターのシャキーラが、自身の子どもたちとの向き合いかたを語り、ネットで話題を呼んでいます。

    シャキーラは2011年、当時サッカー選手でスペイン代表として活躍したジェラール・ピケと交際をスタート。

    シャキーラは出演したラジオ番組で、一連の騒動をどう乗り越えたかと尋ねられ、こう振り返りました。

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    「一連の離婚騒動には、たくさんの学びがありました。子どもの前では大人は本音を隠すのが、社会では当たり前になっていますよね?」

    「でもそれは間違っている。なぜなら、子どもたちは私たちが言わなくても、状況をよく分かってるし、いろいろな視点から物事を受け止めているから」

    「大人がウソをついても、子どもたちはすぐに見抜いてしまいます」

    「彼らは真実を知りたいんだと思います。大人が子どもに真実を伝えなかったら、彼らは自分なりの、架空の真実を作り上げる。だから、その事実に対する解釈は、間違ったものとなります」

    「そして、ねじ曲げられた解釈は、彼らをひどく混乱させてしまう」

    「でも、もし大人が真実を話す勇気を持てるのなら、正確に事実を伝えるほうがいい。子どもたちと話し合い、どのように物事を受け止めているか理解するのがいいと思います」

    「会話をすることから始める、できれば子どもたち自身が意見を言えるような対話をしてほしいです」

    「そして、彼らの弱さも受け入れる。『人生はすべてがうまくいくものではない』ということを身をもって教えましょう」

    「ときには泣いていいんです。メンツを失って、恥ずかしくてもいいんです。だって、人生は恥ずかしいことの連続ですから」

    シャキーラは、子どもたちが音楽を通して、親の離婚を乗り越えようとしていることも明かしました。

    YouTubeで配信されたラジオのコメント欄には、称賛の声が寄せられています。

    💬「シャキーラは親切で、質問に正直に答えるところがいいんだよね」

    💬「彼女は、本当に美しい心の持ち主。みんなの憧れ、ラテン音楽の女王、スーパースターだけど、ごく普通で、いち母親、ハツラツとしていて、繊細な人でもあるんだよね」

    💬「『ときには泣いていい。人生は恥ずかしいことの連続だから。大事なのは、最悪な状況に直面したとき、自分がどう感じるか、その気持ちをどう表に出すか』って部分、名言すぎる…」

    この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島海人