米ネバダ州ラスベガスの裁判所で、被告が裁判官に飛びかかり、襲撃する事件が起きた。
法廷に取りつけられていたカメラが、その一部始終をとらえている。
米ニューヨーク・タイムズ紙によれば、裁判官に襲いかかったデオブラ・デローン・レデン被告は、身体的危害を伴う加重暴行の罪で逮捕・起訴された。
レデン被告は暴行未遂で有罪判決を受けていたが、実刑には値しないとして判事に執行猶予を求めていた。
動画には、メアリー・ケイ・ホルトゥス裁判官が、被告に判決を下そうとする瞬間が映っている。
ホルトゥス裁判官は、被告にはDV(=家庭内暴力)などの犯罪歴があることを理由に、執行猶予の要求を拒否した。
「あなたの訴えはわかるが、そろそろ別の判決を味わってほしい」と、量刑を言い渡そうとしたその時、レデン被告は裁判官デスクを飛び越え、ホルトゥス裁判官に飛びかかった。
カメラの映像には、周囲が制止しようとする間、被告が繰り返し裁判官を殴り、罵声を浴びせる様子が映っている。
SNSでは、事件の一部始終を切り取った動画が拡散され、さまざまな声が集まっている。
💬「トランポリンもないのに、彼はどうやって飛び越えたの?」
💬「私のリアクションも彼と同じ」
💬「被告が再出廷したときの様子」
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:髙島 海人