「私がデザインした家紋の猫」と投稿されたお墓の写真 ⇒ パッと見、普通の家紋だけど一体猫はどこ…?

    「よく見たら、かわい過ぎる」「さり気なさがいい」など大きな反響が寄せられています。

    ユニークなデザインの家紋が話題です。

    ゆかさん(@yu1132)さんが、X(旧Twitter)に父親のお墓の写真を投稿したところ、4万件を超える「いいね」が集まりました。

    リプライ欄には「よく見たら、かわい過ぎる」「お父様もほほ笑んでいらっしゃる」「さり気なさがいい」など大きな反響が寄せられています。


    父上の骨納めてきた〜!
    見てみて〜!私がデザインした家紋の猫。 pic.twitter.com/P97tvpeSiQ

    — ゆかさん🍳 (@yu1132) November 5, 2023
    Twitter: @yu1132

    「父上の骨納めてきた〜! 見てみて〜!私がデザインした家紋の猫」と投稿された2枚の写真。

    写真に写る家紋をよ〜く見てみると、時折目にする家紋「木瓜紋」の一部(円の1つ内側)が猫になっています!

    まんまるな目をした猫ちゃんが輪っかになっている様子がかわいすぎる!

    BuzzFeed Japanは、投稿者さんに話を聞きました。

    絵を描くことが得意だというゆかさん。

    ――どのような経緯でオリジナル家紋の作成に至ったのでしょうか?

    元々、先祖を祀っている墓はあったんですが、かなりボロボロだったんです。 

    墓も点在していてお参りも大変だったので、魂抜きをして一処に集めようという事になりまして。

    そのとき、葬儀仏具専門店の担当してくださった方から「家紋どうしますか?」と聞かれて、初めて家紋を自作しても良いことを知りました。

    後はトントン拍子でデザインが決まり、お墓完成、という流れですね。

    ――デザイン作成から墓石に掘るまで、どのくらいの時間がかかりましたか? 

     デザイン作成をしたのが8月の中頃。その後1カ月ほど親族全体でデザイン詰め。

    墓自体は10月には完成していたので、だいたい2カ月ほどで出来上がりました。

    デザインがもっと早くできてれば、もうちょっと早くできていたかもしれないです。

    ――このようなデザインにした理由や、特にこだわった部分を教えてください。

    亡くなった父が猫好きな人で、それもあって家紋に猫は入れたいなと思っていました。

    家にもちょうど5匹猫が居るので、元の家紋を見た瞬間「出来そうだな…」と。

    ただ、あまり逸脱したデザインにしすぎるのも嫌だったので、パッと見、遠目だと普通の「丸に木瓜紋」に見えるものにしようと思ってました。

    背負ってきた家紋を使えなくなるのものも寂しいですしね。

    おじいちゃんやおばあちゃん達は猫に気が付かない事が多いんですが、子供達はすぐに「ねこ!」と気付いてくれる事が多いです。

    子供にとって「墓参り」ってつまらないと思うので、少しでも楽しんでくれたなら良かったかなと思います。